チーム・バチスタ3 アリアドネの弾丸
(2011年7月期・テジテレビ・火曜22時枠)

脚本 - 後藤法子(1-4)(6)(7)(8)(10)、田中眞一(5)(9)
プロデューサー - 豊福陽子、遠田孝一、八巻薫
演出 - 今井和久(1)(2)(3)、小松隆志(4)(5)(7)、星野数成(6)(8)
(9)
Do As Infinity「アリアドネの糸」

http://www.ktv.jp/dangan/





第10話 点と線
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松崎が自宅アパートで遺体として発見される。Aiでは死因は
特定できず、解剖によって注射器で薬物を投入したような跡が
発見される。
そんな中、島津の家の留守電には、父・松崎から自分は犯人を
知っているかもしれない事が吹き込まれていた。

20年ぶりに女子高生殺人事件の再来が起きたのかと思われるが、
実際には20年の間に7件の類似する方法で殺害されていたこと
を知る。

犯人像として警察官で有り、そして医療的知識のある人物と
いう事で、ドラマとしては如何にも斑鳩が犯人だと言わんばかり
の展開だけど、彼が犯人だとこれまでのリアクションに違和感
を生じてしまうので、別の人物が居るという事なのかな。
ただ刑事関係者で目立つ存在というのが、斑鳩を除くと宇佐美
と玉村しかいないという事で、松崎支援者か医療関係者に意外な
過去の経歴を持つ人物が居るという事を待ち望むしかないのか。

ドラマとしてよく分からないのが、阿久瀬川流域で全ての事件
が起きていることだ。この辺に犯人のメッセージ性が含まれて
いる可能性が高いので、最初の事件を警察官が見誤った事で、
その被害者の関係者が警察に対してメッセージを送っている
事も十分考えられる。

ドラマは安定しているので安心して見ていられるけど、既に
アリアドネの弾丸というタイトルからはかけ離れてしまった
感じだね。

田口公平 …… 伊藤淳史 (心療内科医・特別愁訴外来勤務。)
白鳥圭輔 …… 仲村トオル (厚生労働省大臣官房秘書課付技官・医
療過誤死関連中立的第三者機関設置推進準備室室長)
藤原真琴 …… 名取裕子 (特別愁訴外来看護師)
高階権太 …… 林隆三 (東城医大病院院長)
三船大介 …… 利重剛 (東城医大病院事務長)

斑鳩芳正 …… 高橋克典 (45歳、警察庁・長官官房付情報統括室室
長)
北山錠一郎 …… 尾美としのり (55歳、警察庁刑事局審議官)
宇佐美壮一 …… 福士誠治 (28歳、警察庁刑事局所属)
玉村誠 …… 中村靖日 (40歳、桜宮署刑事)

笹井スミレ …… 小西真奈美 (30歳、東城医大・法医学教室准教授)
島津吾郎 …… 安田顕 (35歳、東城医大・放射線科准教授)
須賀秀介 …… 市川知宏 (24歳、東城医大・法医学教室の院生)
神田技術長 …… 西沢仁太


松崎行雄 …… 六平直政 (冤罪被害者)
井野悦郎 …… 甲本雅裕 (松崎支援の会)
尾崎健二 …… 升毅 (松崎支援の会・弁護士)
三谷優花 …… 戸井智恵美 (襲われる女子高生)

酒田速人、大島奈穂美、伊敷明徳、藤原花、栗原のぞ美
岡憲治

評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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