チーム・バチスタ3 アリアドネの弾丸 (2011年7月期・テジテレビ・火曜22時枠) 脚本 - 後藤法子(1-4)(6)(7)(8)(10)、田中眞一(5)(9) プロデューサー - 豊福陽子、遠田孝一、八巻薫 演出 - 今井和久(1)(2)(3)、小松隆志(4)(5)(7)、星野数成(6)(8) (9) Do As Infinity「アリアドネの糸」 http://www.ktv.jp/dangan/

第11話 さようならバチスタコンビ!殺人迷宮から救い出す…最後の謎
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スミレがいなくなりマンションの監視カメラから、宇佐見に
連れて行かれた事が発覚。それを知った斑鳩は宇佐見を指名手配
し厳戒態勢を取るが、田口の元にスミレ本人から電話が鳴り
自分で望んで付いてきた事を知る。

最終話は犯人捜しがメインというよりも、斑鳩が警察組織を
代表として遺族に謝罪するのかどうか、これまで有耶無耶だっ
た事実に白黒はっきりさせる内容だった。

犯人について確証は無くても視聴者の殆どが、不自然過ぎる
ほど目立っている井野であろう事は想定の内だったのではない
か。
僅かにそれ以外の可能性を疑いつつ、結局本命パターンだった
という展開だ。

引き延ばし方はとても上手く出来ており、弁護士先生だったり、
斑鳩に対しても最後まで捜査線上に容疑者としての一面を
残していた辺りは見事。
もう名前が出るだろうと思わせつつ、何度も視聴者の期待を
裏切って最後の展開まであらゆる可能性を残していた。
ただ最後の場面は、みんなの居る前で物事を処理しようとして
いた為か、何度もあの倉庫に戻ってくるような違和感が有った
し、妙に不手際な感じがしたのがやや残念なところ。

しかしまぁ松崎の支援活動をしなければ、井野は捕まっていない
んじゃないかという気がするし、逆に当時は何故井野のDNA検査
をしなかったのかなと思うと、やや違和感は有るのかな。