TOKYOコントロール 東京航空交通管制部 (2011年1月期・CSフジテレビ・水曜22時枠・隔週) 脚本：宇田学 製作：大多亮 企画：小牧次郎、羽鳥健一 プロデューサー：関口大輔 監督：成田岳 音楽：ティム・ウィン http://www.fujitv.co.jp/otn/TACC/index.html

第4話 政府専用機消失
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TOKYOコントロールではいつもの業務を淡々とこなしていた。
中島は真紀にランチを食べようと言うが、真紀はダイエット中
なのでパスするという。一方結城は野球話をしていた。
矢野は将棋の名人で、先を読める能力に長けていた。
モニターに映る航空機の誘導に関しても、とても才能が有り
矢野によると航空機を将棋の駒のように見ているのだという。
太田は娘の挙式のために三日間グアムの方に滞在する為に欠勤。

中島は敷島とじゃれ合う中で、今日は政府専用機のフライトが
ありそのフライトプランを真紀は見つめていた。

横山は来月が定年のために、関連会社に天下りする事も可能
だが、吉祥寺でコーヒー店を開きたい事を告げ、敷島をスカウト
する。TOKYOコントロール内のコーヒーマイスターである事は
誰もが認めるところだった。敷島は是非やりたいと告げ、
コーヒー店を開くことは自分にとっては天職だと思っている事
を語る。

そんな中、斎藤はレーダーから政府専用機が消えた事を告げる。
原因は不明で関東東セクターの海上レーダー部分だけが消えて
いて、交信する事は可能だったことから、墜落した訳では
なかった。トランスポンダの故障ではないが、安全措置を
とって、近くを飛んでいる飛行機に対して、近くの空港にダイブ
アウトさせるのが賢明ではないか?とするが、首相たちは
党首討論のために急いでいる事を知り、とりあえず安全には
注意して様子を見守ろうという。

一瞬政府専用機からの通信が途絶えるが、ATMの方には飛行機
が映っているという。自衛隊機がスクランブル発進している
事を聞く。

ハイジャックされたものなのか。原と中島は話し合う。
ホソミ首相はハイジャック犯と戦っている最中なのではないか
という映画マニアの原。ハリソン・フォードは大統領役を
演じたときに一人で戦った事を告げるが、中島は白い目で原
を眺めて所詮映画の話だという。日本の首相は72歳で戦える
ハズも無いという。

政府専用機以外にもレーダーから消え始める。
田辺先任は結城の元にかけより、また国土交通省航空局の氷室
もやってくる。氷室は7年ぶりにTOKYOコントロールに来た事を
告げ結城とも知り合いだった。
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突然レーダーから消え始める事態が発生。
政府専用機もそのレーダー圏内に有る事から、政治家を狙った
犯行なのか。

ネタ的にはアメリカ軍の時のレーダー喪失事件も有るので
またしてもレーダー系統の異常なのかという所も有ったけど、
それとは違いハッキングによって、TOKYOコントロールのシス
テム自体を狂わされてしまう様だ。
狙いがTOKYOコントロールならば、過去に起きた事故が絡んで
いるのだろうか。

通常40分のドラマだけど、今回は実質30分程度しか放送内容が
無かった。

レーダーシステム管理室に誰も居ないというのも不自然な感じ
で、マニュアルも見ずに対処している横山の部下が怪しいの
かなと思って見ていたけど、管制官室からクラッキングしたで
あろう形跡があるとの事なので、それが一体誰なのか興味の
示す点。

僅か数分程度しか経っていないのに、いちいち時間的経過を
表示する必要も無いんじゃないかという感じにも思えた。
場面の転換にはこういう演出は有効だとだとは思うのだけど、
ぶつ切れにし過ぎている感じ。