URAKARA (2011年度1月期・TV東京バラエティ7 ドラマ24枠) 脚本／村上大樹(1)、金沢知樹 演出／仁木啓介(1)、石井永二 チーフプロデューサー／岡部紳二、橋本かおり プロデューサー／杉田浩光、千葉昭人、櫻井由紀 音楽／P．P．M（白石めぐみ） http://www.tv-tokyo.co.jp/urakara/

第1話 5人の特命歌姫 / ギュリの秘密
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惚れさせ屋・・・KARAが日本の全ての男性を虜にするまでを
描いた物語。

2009年ソウル。
KARAのリーダー・ギュリは、政治家・田宮順一郎と会う。
先生の日本語はとても綺麗ですね。私の日本語は綺麗ですか?と
尋ねるギュリ。そして私自身は綺麗?と迫る。二人はキスする
為に顔を近づけていく・・・

ギュリはKARAの合宿所へ帰宅する。
待っていたのはスンヨンだった。一体レッスンをサボって何を
していたのか・・しかもこんな時間まで何処に行っていたのかと
憤怒する。

ギュリはKARAの中でリーダーであり、メンバーにとって母親み
たいな存在。メンバーは合宿所で共同生活していたが、朝は
一つのシャワーをいち早く浴びるため争奪戦。
ここは狭いし古いので限界だと告げると、社長に別の所に移れる
様頼んでみないか?という。

ニコルは最近日本で流行している"ゆるふわ""モテカワ"ファッ
ションに身を包んでいた。これを着れば日本ではモテるみたい
だとして、東大門で服を購入してきた彼女。しかしまた服を
買ったことがバレればギュリに怒られるわよという。
しかしギュリは、雑誌で特集している日本ファッションが東大門
で売っていることを知り、私も買いに行くと告げて、外に出て
行ってしまう。

ギュリはこの日もレッスンに遅刻してくる。
パク社長はレッスン場に来ていた。最後に見ておきたくなった
と意味深な発言をする社長。
いざレッスンの時、ギュリは心ここにあらずと行った感じに
全く他のメンバーとダンスが合っていなかった。振り付け師
からはリーダーの貴方が一番ダメだという。
振り付け師はKARAのメンバーに、あなた達は恋をしたことが有る
のか?と問い、完成度を高めるためにはその気持ちを知る事が
大切で有る事を告げる。

田宮からの留守電を聞くギュリ。
10時には仕事が終わりホテルに居るという。
ギュリはニコルと一緒にお茶していたところ、ニコルはギュリ
に好きな人がいる事に感づいていた。もしかしてチャン選手
なのか?とし、近くでお茶していたサッカー選手・ソウルフェ
ニックスのチャン・チソン選手に声を掛ける。相手もKARAの
ファンだとしてチャンから電話番号を受け取るニコル。
これがモテカワの威力だと告げる。
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韓国のアイドルのKARAが日本デビューを控えて、もっと歌に
感情を入れられるようにするため、社長はメンバーに惚れさせ屋
を通じて、恋愛について学ばせようとする。しかし肝心の社長
は世界のエンターテイメントを学ぶという名目で旅に出る中、
KARAの合宿場には、社長代わりのロボットが待っていた。

完全にKARAのプロモーションドラマ。
日本人へのKARAに対するアピール性と同時に、KARAを起用した
ドラマを製作することによって、閉鎖的な韓国エンターテイメ
ント界に逆輸入をしようとする目論見が有ると思われる。
正直トッポッキとか韓国の紹介VTR的ドラマも飽きた感じが有る
けどね。

ロボットが登場するという事で、日本的な奇抜なアイディアが
目立つが、ロボットから計算され尽くされた指令とは余所に、
人間の心は計算する事は出来無いと言った主張も含まれている。
しかし、そんな事もロボットは計算しているかのようだ。

初回のゲストは、日韓ドラマによく登場する中村俊介さん演じる
政治家の男・田宮。田宮は妻を三年前に亡くした事により、異性
に対して閉じた心を持っている。そんな男にまた恋をしても良い
のではないかと思わせる気持ちを浮かび上がらせる為のカウン
セラーの様な役目。

あまり美という事を意識すると反発が有るだろうし、日本の男性
俳優との絡みが有ると韓国で反発が起こってしまうので、
その辺は程よい配慮が成されている様だ。

2人目、3人目の俳優もイケメンで高身長の俳優揃い。
この辺も韓国市場を意識してのことなんだろうね。