URAKARA (2011年度1月期・TV東京バラエティ7 ドラマ24枠) 脚本／村上大樹(1)(2)、金沢知樹 演出／仁木啓介(1)(2)、石井永二 チーフプロデューサー／岡部紳二、橋本かおり プロデューサー／杉田浩光、千葉昭人、櫻井由紀 音楽／P．P．M（白石めぐみ） http://www.tv-tokyo.co.jp/urakara/

第2話 ハラの弱点（秘）指令！サウナで誘惑せよ / ハラの弱点
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2010年1月、ソウル市民ホール。
パク社長2号は突然韓国のファンのためにKARAのコンサートを
開く。このタイミングで緊急ライブとは、流石だと感心される。

そんな中、パク社長2号からスケジュールが発表される。
オフの時間は日本語の勉強だと言われ、ゲンナリするKARAの
メンバーたち。メンバーの一人・ハラには大河ドラマの仕事が
決まったと告げられる。ドラマ"ネコの宮廷女官ニャングム"。
他のメンバー達は凄いと賞賛され、パク社長2号からは主役の
キム・ソユンに負けない演技を見せろと激励される。
旅行に出ているパク社長からは、葉書で指示を受けていた2号。
ハラはクールで大人びているが、人一倍上がり症だという。

ハラは翌日のドラマ撮影の為にセリフを覚える中、他のメンバー
たちは日本語の勉強をする。しかしなかなか覚えられない彼女
たちは、もっと実践的な日本語を学ぼうとし、恋人との関係を
想定したシチュエーションで日本語を語り始める。
ハラはそんな他のメンバーが騒いでいるのを見てイライラして
いた。明日のドラマ撮影に対するプレッシャーを感じていた彼女
は、縁起担ぎのカレーを食べる。そんな姿に他のメンバーも
気にする。

翌日撮影場に来たハラは、主役のキム・ソユンに挨拶をする。
私の芝居の邪魔だけはしないでねと言われ、益々プレッシャー
が重くのしかかる。そしていざ撮影の場に出るも、やはり台詞
回しが上手く行かず、満足に台詞も言えないのか?と言われて
しまう。
今日は思った以上にNGが多く、見たいテレビが見られなかった
とパク社長2号。帰り道にハラは白い所だけ踏んで帰る姿に
2号も困惑する。

一方他のメンバーたちは、ゴルフトーナメントをテレビで見て
いた。最近韓国で人気があるイケメンゴルファー・イ・ウジン
がトーナメントで大活躍していたからだった。日本人ゴルファー
の板東大吉が最終日を前にしてトップを走るイ・ウジンに
スコアで並んだ事で、メンバーたちは不機嫌になり、このまま
ではまずいと感じる。
そんな中、ハラは一人パク社長2号に呼ばれ、惚れさせ屋の
ミッションを命じられる。ターゲットは板東だとするが、ハラ
は嫌だとし、明日は大事な撮影が有ることを理由に断ろうとす
る。しかし板東の心をかき乱して、トーナメントでの彼の活躍
を阻めと言われる。
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KARAのメンバー・ハラは大河ドラマが決まるも、人一倍の緊張
しいハラにとって気合いとは逆に空回り。そんな中、パク社長
2号から惚れさせ屋の仕事を言い渡され、混乱してしまう。
果たして彼女は日本人を惚れさせつつ、自らの仕事であるドラマ
撮影を上手くこなせるのか。

韓国でのケーブルTVでも放送が決まったドラマ。
KARAの解散騒動が有ったお陰で、不本意にもこのドラマの宣伝
に繋がってしまった部分もあるのではないか。
まぁこれまでのKARA報道が寧ろ異常な報道っぷりなので、逆に
しらけている人が多そうだけど。

ドラマとしては板東大吉の行動の陰に隠された、彼自身の性格
や人格についてどのようなものが有るのかという事と、
人との出会いによって、ハラ自身どんな影響が有るのかという
点が興味深いもの。

弱い犬ほどよく吠えるものだけど、板東大吉の一見すると他人
に対して厳しい姿は、そんな一面を上手く反映している。

"ネコの宮廷女官ニャングム"ネタには笑えたけど、韓国人は
結構ギャグが通じない人たちが多く、この手のネタには神経質
なので、馬鹿にされたと感じて視聴拒否運動が出るかも。

そう言う意味では、このドラマでは日本人、韓国人がどのような
役として登場するのか、韓国人達の自尊心の問題も加わり、
下手にドラマの中の韓国人が日本人にこびる姿を見せたり、
不当な人物像を描くと途端に掲示板で論争が起こる可能性がある
な。

相変わらずKARAのメンバーの名前と顔が一致しない事が困った
もので、この辺差別化を図っていかないとなかなか浸透してい
かないかもしれないね。

しかし相変わらずロボットがメンバーを監視している姿は怖い
な。