私が恋愛できない理由
(2011年10月期・フジ・木曜22時枠)

プロデュース - 中野利幸
脚本 - 山崎宇子、坂口理子
音楽 - 末廣健一郎、MAYUKO
演出 - 石井祐介

http://www.fujitv.co.jp/wataren/index.html





第4話 不器用すぎる私達!?新しい恋の始め方!?
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桃子が木崎にタクシーで送ってもらうのを家の前で見てしまう
真子。どういう事なのかと問いつめると、なんと一緒にホテル
にまで言っている事が分かる。
落ち込んでいる真子に対して、咲は終わった恋は消去して、
新しい恋で塗り直すべきだと主張していく。

恋愛事情と老朽化した建築物や機材に当てはめていく辺り、
決して間違いではないのだけど、まさに教科書通りの展開。

言葉で見せようとする意図を感じ、咲が次々と恋愛に対して
あれこれと指南する中で、こと自分のことに関してはどうして
も上手く行かない流れが皮肉として描かれている。

恵美の人なつっこさと男性まさりのサバサバとした性格とは
逆に、自分のペースに入らないとなかなか調子が出ない性格。
初デートではボートには乗らない方が良いとアドバイスされた
にもかかわらず、誘われると断れない姿があったり、しおらし
くする姿を見て、恋愛って面倒くさいとする恵美の気持ちが
よく分かるような流れだ。

力仕事は男がと語る辺りの警察官・武居の価値観の中に、
恵美は相容れないものが有るかと思ったけど、女性らしく
扱われることには満更ではないと言った感じにも見えたし、
乙女心は複雑。やはり武居は警察官なので、ドーナッツ屋
に拘りがある辺り、アメリカンだけでなく日本の警察も
ドーナッツは好きなのかと思わせる物があった。

真子と妹の関係は、第三者である咲が解決してくれそうな
感じ。次の恋愛によって上塗りしようとするも、そう簡単
には感情を消すことなど出来るはずもない。自然と忘れられる
のがベストだろうけど、また突然嫉妬深い男を登場させた感じ
だね。真子の姿を夜まで待っていたという時点で気がつくべき
ものだったのか。

咲のエピでは美鈴と会話する中で同じ男性について語り合って
いるとする流れは面白くできていたと思う。キャバクラの客
については、如何にも口から出任せだなと思わせるものが
有ったし、咲の企画書を勝手に盗用していくパターンなのか
とも勘ぐったけど、単に知り合うための口実だったのかな。

藤井 恵美 …… 香里奈 (27歳、照明ウーマン)
小倉 咲 …… 吉高由里子 (24歳、恵美の高校の演劇部の後輩)
半沢 真子 …… 大島優子 (22歳、演劇部の後輩)
長谷川 優 …… 田中圭 (27歳、恵美の元恋人で、職場の同僚)
前田 ひかり …… 倉科カナ (24歳、優の現在の彼女)
高橋 健太 …… 中尾明慶 (21歳、恵美の職場の後輩)
丸山 ルミ …… 加賀美セイラ (22歳、美鈴のアシスタント)
木崎 俊哉 …… 中村竜 (34歳、真子の憧れの先輩)
半沢 桃子 …… 剛力彩芽 (20歳、真子の妹)
田村 淳一 …… 勝村政信 (45歳、恵美の上司)
白石 拓海 …… 萩原聖人 (38歳、恵美の会社の社長)
白石 美鈴 …… 稲森いずみ (39歳、拓海の妻)
小倉 由美子 …… 根岸季衣 (母)
小倉 すみれ …… 松岡恵望子 (姉)
木崎 俊哉 …… 中村竜 (真子の上司、好きだが・・・)
ゆり …… 高山璃奈 (真子の同僚)
メグ …… 水崎綾女 (キャバ嬢、咲の同僚)
アイリ …… 工藤えみ (キャバ嬢、咲の同僚、クラブ"Fairy")
河野 …… 才勝 (メグから電話番号を教えて貰う客)
川端亮一 …… KEIJI (医者、ひかりの見合い相手)
山本正 …… 平岡祐太 (真子に好意を寄せる)
武居大介 …… 小柳友 (恵美の前に現れる)


新井 …… 神保悟志 (キャバクラの客、出版関係者?)

松岡音々、大橋智和、佐野いずみ


評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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