私が恋愛できない理由 (2011年10月期・フジ・木曜22時枠) プロデュース - 中野利幸 脚本 - 山崎宇子、坂口理子 音楽 - 末廣健一郎、MAYUKO 演出 - 石井祐介 http://www.fujitv.co.jp/wataren/index.html

第5話 恋愛ニートは卒業！？二人だけの秘密！？
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週末高橋と田村が中心となってバーベキューパーティーが
計画される中で、高橋たちは恵美に対して恋人のお披露目を
求めると共に、同居している女性たちを連れてこいとする
業務命令が出る。真子は乗り気だったが、山本からメールが
有り、彼と会うことになる。

単なるお披露目会になってしまったバーベキューパーティー。
流れとしては悪くはないけど、なんだか贅沢な使い方で
その為だけにロケしたんだよなと思うと、ドラマの苦労が
伺える。っていうか言い出しっぺの田村が来ないとかあり得
ないものがあるな。

バーベキューパーティーの途中で買いだしに出る辺り、
普通ならば用意しておくよなと思わせつつも、2週間の謎に
迫るようなやりとりが行われてそれなりに興味深い展開が
用意された。

一方が不味ければ一方が上手くいくとするすれ違いっぷりは
典型的なドラマって感じがするけど、上手く行きかけていた
優の流れをストンと落とす流れは上手く演出されていたし、
恵美に告白する大介の姿も、妹が登場するだけで、なかなか
憎めないキャラクター像へと変貌している。恵美の気持ちが
中途半端なままで勢いに流された格好だけど、付き合うこと
が決まったときの大介の喜ぶ姿を見れば、その選択を選んで
良かったなと恵美自身感じたのでは無かろうかと。

恋愛はより相手のことを好きになった方が負けという駆け
引きが存在してしまうけれど、今後はともかくとして、一応
現状に於いては対等な状況に上手く滑り込んだ感じがする。

咲のために新井に突っかかっていく拓海の姿も良かったね。
自分の為に男を利用しているとする咲の強がりと、今の状況
を全て拓海に告白する辺りの彼女の心境がなんとも複雑な
感じを受ける。

真子と山本のエピソードは、まぁ現状維持って感じだったね。