私が恋愛できない理由 (2011年10月期・フジ・木曜22時枠) プロデュース - 中野利幸 脚本 - 山崎宇子、坂口理子 音楽 - 末廣健一郎、MAYUKO 演出 - 石井祐介 http://www.fujitv.co.jp/wataren/index.html

第8話 恋なんて、大嫌い！？傷ついて傷つけて！？
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恵美はライブの仕事をチーフとして任せられる中で、共同で
行う照明会社スターライツの野口に引き抜きの話が舞い込む。
一方咲は、実家に帰るとひょんな事から自分が大手出版企業に
就職しておらずキャバクラで働いていることを知られてしまう。

それぞれにまた新しい人生の出発の予感を感じると共に、
恋愛に煮詰まったときには距離を置いて冷静になってみる事
の必要性を訴えるものだった。

今まで影の存在になりがちだった真子のパートがなかなか
面白く描かれた。
彼女、マジメで頭の回転が良いだけ有って、他人から受けた
愛の重さを通して自分の欠点にまでたどり着いた。
山本からの電話が有った時には、またコイツが何かするのか
と思ったけど、最後まで嫌なヤツだったね。

冒頭から料理が得意だという事を示唆していただけに上手い
流れで小さなレストランに滑り込んだ感じがするし、榎本の
存在は公私ともに良いパートナーの可能性を感じる。

恵美のエピソードは、優との関係を考え直すためにもちょうど
良い引き抜きの話。またどうせ野口が恵美に好意を抱いて
近付いて居るんだろうなと思ったけど、今のところは言い寄ら
れる様子は無し。ただ優のアメリカ行きの話に於いて、恵美の
去就は気になる所。アメリカ行きを決意するならば、公私の
パートナー関係もハッキリさせてから行くべきだよね。
色んな複雑な悩みが一気に押し寄せた感じで決断としても難し
いところだ。優との関係に於いて、生き地獄の様な泥沼関係
を引きずる可能性もあるし、過去二人が何故別れたのかに於い
てもイマイチよく分からない中で、このまま関係を続けていく
べきなのか。

咲はキャバクラの流れが発覚。
妹があそこまで拒絶感を示すとは思わなかった。
非難するのは良いけどそのお金のお陰で助かっていた部分は
否定できない事実だろうし、咲が男性との関係に妙に刹那的
な一面しか求めていなかった事もあって、一人の男性との出会
いと、親兄弟への仕事の発覚で見つめ直す機会が恵まれたのは
良かったのかも知れない。