妖怪人間ベム
(2011年10月期・日テレ・土曜21時枠)

原案:アサツー ディ・ケイ
脚本:西田征史
プロデューサー:河野英裕、原藤一輝、大倉寛子、小泉守
演出:狩山俊輔、佐久間紀佳
KAT-TUN 「BIRTH」

http://www.ntv.co.jp/bem/





第7話 生みの親についに再会…もうすぐ人間に
--------------------------------------------------------

--------------------------------------------------------

再び人間になる為の方法に活路を見出す三人の妖怪たち。
しかしベムは夏目の息子・誠が大久保によって殺害された事
を知った夏目の事が気になり気を使っていくが・・・

夏目に近付く謎の帽子男・晋作の件が実に不気味。
その背景があるからこそ、ドラマとしては気が抜けないよう
な作りになっている。

今回は親に捨てられた子供がそんな親に復讐するというもの。
親に対する気持ち・捨てられる気持ちをベムたちの境遇に
被せてみたり、捨てられた子・山田の母親も又5年前の事件
で爆発事故に巻き込まれているという流れをもって夏目に
肩入れさせる理由付けを行う。

夏目の人の良さを見ると決して悪くはないが、今回みたいな
事が有ってもおかしくない事を示す流れだった。まだ幼い
女の子が居る家に見知らぬ人をあげる事が果たして良いこと
なのか悪いことなのか。

他人に対して警戒心のない夏目と関わっているからこそ、
ベムのセリフにも説得力が生まれているのは確かだ。
信じられる人間だっているというのに、何故期待しないのか。

ただまぁ山田の境遇を見ると人間不信に陥る事も分かる様な
気もするけどね。

程よい感じに人間になる為のエピソードも挿入していたし、
今回はなんといってもベムたちの前に直接帽子の男が現れた
ということで期待させる物があった。

あの杖は人骨だというけど、何故杖は人骨で出来ているのか。

また今回、ベムたちが今までしていた流れを今回は夏目の目
の前で再現して見せたので、よりベムたちを信用出来る人物
として描かれたのではないか。

ベム …… 亀梨和也 (妖怪)
ベラ …… 杏 (妖怪)
ベロ …… 鈴木福 (妖怪)
晋作 …… 柄本明 (妖怪の産みの親)
夏目菜穂子 …… 堀ちえみ (妻)
夏目優以 …… 杉咲花 (娘)
町村日出美 …… 広田レオナ (緒方家の家政婦)
緒方浩靖 …… あがた森魚 (大学教授)
緒方小春 …… 石橋杏奈 (緒方の孫)
夏目章規 …… 北村一輝 (浅津警察署)
辻尚樹 …… 永岡佑 (浅津警察署)

小林清志 (ナレーション)


大久保一 …… 田中哲司 (研究員・心優しいが・・・)
東郷修市 …… 古館寛治 (研究員・犯人っぽい?)
飯塚義明 …… 佐戸井けん太 (父)
鷹山/山田幸平 …… 綾野剛 (父に捨てられる)
山田の幼少期 …… 小林海人
夏目誠…… 林遼威 (長男、5年前の爆発事故で亡くなる)

足立誠、安澤千草、長部努、佐川正治
伊藤慎、宮木ヨシオ、佐野弥生



評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

inserted by FC2 system