勇者ヨシヒコと魔王の城
(2011年7月期・テレビ東京・金曜深夜枠)

脚本・監督:福田雄一
プロデューサー:浅野太

http://www.tv-tokyo.co.jp/yoshihiko/





第3話
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ヨシヒコたちの前に敵が現れる。最近卵掛けご飯しか食べて
いないという男は、ヨシヒコらに食料を出せと襲ってくる。
更に男は、ムラサキの事も気に入り、少し可愛いので頂くと
いう。一人で挑んでくるとか良い度胸だとするが、いざ戦いに
なると、男はチンポジが悪いとして度々中断する。そんな男を
ムラサキがヨシヒコのいざないの剣を借りて切り捨てる。

仏の言うとおり東に進路を取った一行だが、なかなか次の村が
見つからない。綺麗な森にしか居ないとする
"こじま"によって
道案内してもらうと、一行の前に
キラナの村に到着する。

夜中休んでいると、村人の叫び声が聞こえる。
話を聞くと、5年前から西の洞窟にバケモノが住み始めて以降、
農作物だけでなく人も襲うようになってきたという。
ヨシヒコたちは、自分たちが西の洞窟にいってバケモノを退治
してくるというが、村人は道中にも化け物が多く生息している
のでたどり着くのも困難だという。あんなに強い化け物に勝て
るわけないと語る。それならば村に餌を蒔いて、化け物たちが
来たところを迎え撃とうと告げ、夜の見張りを付けるが・・・

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西の洞窟に住み着く怪物は、話によるともの凄く強いという。
魔王を倒すための旅をしているのであり、時には目的のために
見過ごしていくのも仕方がないのではないかと告げるが・・・

早くもこのドラマの持っていたアドバンテージに魅力を感じなく
なりつつ有る。
シモネタ使えば有る程度は笑いは取れるのだけど、なんか寒い
ネタが繰り返されている感じがする。

この手のドラマも、コメディとシリアスの場面がバランスよく
描かれてこそ、妙味が活かされると思うのだけど、終始ふざけ
過ぎていると、イマイチ面白さを感じなくなる。

ドラクエのモンスターネタはそれなりに面白かった。
魂を抜かれて違った人格になるネタも悪くはないのだけど、
似たようなシーンの繰り返しでテンポを悪くしたようにも感じ
る。

一部アニメーションを使う辺りは、好みが分かれるところかも
知れないが、それも効果的に使えることが出来ればドラマに
厚みが出るんだけどね。

洞窟の中から聞こえる化け物の鳴き声で威圧される辺りの
やりとりは面白かったので、こういうシーンで魅せて欲しいな。

ヨシヒコ …… 山田孝之 (勇者に選ばれたお人好しの青年)
ムラサキ …… 木南晴夏 (ヨシヒコを父の敵と思っている娘)
メレブ …… ムロツヨシ (しょぼい呪文しか使えない魔法使い)
ヒサ …… 岡本あずさ (ヨシヒコの妹)
仏 …… 佐藤二朗 (ヨシヒコにお告げを与える)
ダンジョー …… 宅麻伸 (熱血漢でテンション高めの戦士) 

太田恭輔、鎌倉太郎、佐藤正和、野村啓介、山本泰弘
保坂聡、金子伸哉


岩鉄齋 …… 山田明郷 (刀職人)
こじま …… 小林大介 (森の精霊)
チンポジのベスポジを探す盗賊 …… 安田顕
キラナ村の女 …… 六車奈々


評価:★★★★★☆☆☆☆☆ (5.0)

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