全開ガール
(2011年7月期・フジ・月曜21時枠)

脚本:吉田智子
プロデュース:若松央樹、清水一幸
演出:武内英樹(1)(2)(8)、川村泰祐(4)(7)、谷村政樹(3)(5)
関野宗紀(6)
Every Little Thing 「アイガアル」

http://www.fujitv.co.jp/zenkai_girl/index.html





第8話 父の思いに涙!今だけ今だけはこうさせて下さい
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若葉は自分の気持ちに気付きながらも、一度引き受けたら決し
て途中で辞めないとする自分の心情に従い、響一との結婚へ
の流れを止めようとはしなかった。響一から結納をするために
若葉の親と会いたいことを言われるが・・・

これまで貧乏から脱するためにも、夢のために邁進してきた
若葉。その為のポリシーとして、一度決めたことは最後まで
貫き通すとする自ら課した約束事にどうしても、草太との
関係へと旋回する事が出来ないでいる若葉の心情を描いた。

親との関係は、完全に空振ったような印象だった。
ビー太郎と草太の関係の中に血の繋がりがない事に対する
フォローの意味合いを込めて、笑顔が似ているとか説明っぽい
シーンを挿入したけど、わざわざ言葉でそれを語らせる所が
あざとい感じがするし、若葉と父親の関係を描くのは良かった
けれど、随分と良い思い出も残っている中で、その後の関係
性がそこまでこじれるのはやや不自然な印象も残る。

子供の使い方を感動のために語らせすぎると、如何にも大人
が意図した行動にしか見えないので、ちょっと作りすぎの感じ
ばかりが残った。

どのアイテムも親に対して失望している若葉の中に、これまで
の親の愛情を提示しようとするものばかりだけど、"如何にも"
って感じのアイテムと使い方ばかりで、ちょっぴり萎えるもの
が有った。

親の再度の借金の件も、事の顛末はよく分からないものが
有ったけど、お人好し感を出そうとしすぎて、ちょっと若葉
が気の毒に思える部分も存在した。

鮎川若葉 …… 新垣結衣 (24歳、新人弁護士)
(幼少時代:柳町夏花)
山田草太 …… 錦戸亮 (27歳、定食屋「ル・佐藤」のシェフ)
新堂響一 …… 平山浩行 (31歳、弁護士)
汐田そよ子 …… 蓮佛美沙子 (24歳、昇子の秘書)
西野健太郎 …… 鈴木亮平 (イクメン仲間)
花村仁 …… 竹内力 (46歳、三葉の森保育園の園長)
花村うらら …… 皆藤愛子 (三葉の森保育園の保母。)
モーリス佐古田 …… 佐藤二朗 (弁護士)
鶏井宏 …… 皆川猿時 (チャボ)
九条実夏 …… 青山倫子 (30歳、弁護士)
林佐間男 …… 荒川良々 (34歳、劇団俳優)
桜川昇子 …… 薬師丸ひろ子 (46歳、鮫島桜川法律事務所所長)
桜川日向 …… 谷花音 (5歳、昇子の娘)
山田笑太郎/ビー太郎 …… 高木星来 (5歳、草太の息子)
林小鳩 …… 井口瑚子 (佐間男の子供)
西野鉄平 …… 黒田博之
チャボの子供 …… 青木勁都


鮎川久男 …… 神戸浩 (父)
響一の母
…… 奈美悦子 (音楽家)
響一の父
…… 藤田宗久
鷲津
…… 小沢仁志 (借金取り)
イーナ
…… Yana B (弁護士)
ミーシャ
…… Jenny S (弁護士)

菅登未男


評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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