絶対零度 〜特殊犯罪潜入捜査〜
(2011年7月期・フジテレビ・火曜21時枠)

脚本:酒井雅秋(3)(6)、浜田秀哉(1)(2)、中邨武尊、谷和俊
浜田秀哉(5)、黒岩勉(4)(7)
音楽:林ゆうき
演出:村上正典、岩田和行(1)(2)(6)、佐藤源太(3)(4)(7)
北川学(5)
企画:成河広明、鹿内植
プロデューサー:森安彩、貸川聡子
アソシエイトプロデューサー:瀧山麻土香、森安彩

http://www.fujitv.co.jp/C-273/index.html





第7話 特殊犯罪潜入捜査〜偽りの街
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バーナーを使って施錠の付いた扉を焼き切って宝石店を襲う
事件が3カ月で10件発生し、警備員の二名が殺害されていた。
その手口から月盗団だと言われ、国際窃盗団との関与も疑われ
る。そんな中、現場のゲソ痕の分析から、付着していた物質は
スペイン地方の珍しい木材が使われている事を知る。その木材
が使われているのは、城塞都市"聖山タウンの住民だけが使用
できるクラブハウスのウッドデッキにだけ使用されている事が
分かる。

海外ドラマなんかでも見たことがあるシチュエーション下での
捜査だったので既視感が有ったかな。

この事件の犯人が警備員を殺す訳はないので、またしても解決
仕切れない謎があるまま捜査が終了するパターンだったけど、
畑山はFXの件で事件を引き起こさせるきっかけを作っていた
だけのようなので、事件自体は国際窃盗団も含めて幾つかの
犯行グループが関与しているものなのかな。

捜査員達の連携と、桜木個人に独立性を持たせるエピソード
を上手く織り交ぜた話で、バランスとしては決して悪くは
無かったが、ドラマの流れ自体は相変わらず型どおりの展開
だった。長嶋を捜査の流れの中に組み込むことで、アクセント
とする試みも感じたけど、ドラマが劇的に面白くなったという
感じは決してない。

鈴木一真さんのこれまでのドラマの役柄を考えれば、彼が
犯行を犯している可能性は高いわけで、彼に視線を向けつつ
視聴者共々ミスリードを引き起こさせる流れだったが、
正直それ程のサプライズ感は感じなかった。

相棒の三浦刑事こと大谷亮介さんが犯人役というのもそれだけ
で興味深いものが有ったかも。

桜木泉 …… 上戸彩 (特殊犯罪捜査対策室特殊犯罪捜査班)
高峰涼子 …… 山口紗弥加 (犯罪行動分析係。警部補主任)
深沢ユウキ …… 丸山智己 (捜査一課殺人犯捜査第8係。警部主任)
大森紗英 …… 北川弘美 (法医学・科学担当)
竹林匠 …… 木村了 (法医学・物理担当)
三井朋美 …… 齋藤めぐみ (室長秘書)
白石晋太郎 …… 中原丈雄 (捜査班。巡査部長)
倉田工 …… 杉本哲太 (分析班情報分析係。上席警部)
長嶋秀夫 …… 北大路欣也 (特殊犯罪捜査対策室室長。警視)
瀧河信次郎 …… 桐谷健太 (捜査班。巡査部長)
磯村亮平 …… 小林高鹿 (捜査班。巡査長)
猪原恵美 …… 峯村リエ (技術支援担当技官)

畑山昭子 …… 堀内敬子 (看護師、塚本殺害犯)
塚本圭吾 …… 宮迫博之 (特命捜査対策室第4係・殉職)


杉山泰蔵 …… 大谷亮介 (宝石店店主)
深星秋信 …… 鈴木一真 (40歳、外資系投資会社)
深星怜奈 …… 野波麻帆 (妻)
大熊哲也 …… 笠原紳司 (秋信のゴルフ仲間)
大熊夏美 …… 西山繭子 (妻)

細野哲弘澤純子山本修河野達郎西川智宏長谷川恵
一郎小川智弘山本啓之重松宗隆鈴木隆典和田亮太 
, 小沢一敬(スピードワゴン)尚玄松村良太川原麻衣 , 
川崎真実谷大輔小出ミカJEFF W加藤龍太郎花田奈
美野貴葵


評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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