絶対零度 〜特殊犯罪潜入捜査〜 (2011年7月期・フジテレビ・火曜21時枠) 脚本：酒井雅秋(3)(6)、浜田秀哉(1)(2)(8)、中邨武尊、谷和俊 浜田秀哉(5)、黒岩勉(4)(7) 音楽：林ゆうき 演出：村上正典、岩田和行(1)(2)(6)、佐藤源太(3)(4)(7) 北川学(5)(8) 企画：成河広明、鹿内植 プロデューサー：森安彩、貸川聡子 アソシエイトプロデューサー：瀧山麻土香、森安彩 http://www.fujitv.co.jp/C-273/index.html

第8話 特殊犯罪潜入捜査〜敵、現る
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矢口佳美、関口紀子、中川理恵、上村容子と四人の女性が
殺害される。どの被害者も口を糸で縫われ、拷問された挙げ句
に喉を切られて殺害されるというもの。被害者に共通するのは
20代30代の女性というだけ。しかし四人目の被害者を調べて
いると鑑識は、爪の中から容疑者の皮膚片を検出。更には
被害者の体から指紋を検出する。なんと指紋とDNAは竹林のもの
だと言うが・・・

被害者の殺害方法からして、犯人からのメッセージ性の強い
ものが有る事件だった。
特殊班が捜査する案件である状況を作るために、竹林と
いう警察関係者を容疑者に仕立てた所が上手く機能していた。

潜入の件にしても、スパイものに有りそうなセキュリティの
かかった部屋のサーバーに直接アクセスしなければならない
ものという設定だし、個人的には興味の沸くネタ。
桜木とか瀧河にハッキングのマネごとをさせるような専門性の
高いものではなく、単にその場所に侵入したら勝ちみたいな
所があったので、分かりやすかったね。
出来ればサーバー室にも監視カメラを設置するくらいの事を
すれば良いのに・・。

ただ不自然な描写が多いのも事実。
鑑識の技術に相当長けていないと、今回の竹林に罪をなすり付
ける事などは出来ないだろうし、何よりも竹林が容疑者として
捕まっている状況の中で犯行を犯せば、折角竹林に罪をなすり
つけても、別にも容疑者が居ることに繋がってしまう。

堀内敬子さんを主犯にするのも良いのだけど、あんまり俊敏そう
に見えない所もあって、何だかこの先不安だ。
別に影で操っている人とか要らないと思うのだが・・・