13歳のハローワーク
(2012年1月期・テレ朝・金曜23時枠)

原作:村上龍「新13歳のハローワーク」
脚本:大石哲也
ゼネラルプロデューサー:内山聖子
プロデューサー:中川慎子、遠田孝一、浅井千瑞
演出:橋伸之、塚本連平、梶山貴弘

http://www.tv-asahi.co.jp/13sai/





第8話 最終章!!踊る大捜査網…犯人はオレ
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鉄平は2012年の世界でついに捜査一課に所属できそうになるが
タイミング悪くタイムワープしてしまう。面接日までに何とか
問題を片付けて戻ろうとするも間に合わず、謎の電話の相手
からは答えはすぐそばにあるとの事から、問題が何かを調べて
いく。

いよいよ過去の鉄平が刑事になりたいと感じる流れへと繋げて
言ったり、逆に刑事としての仕事が一人の人生を台無しにする
といった難儀な一面を見せられ、その進路に複雑なものを感じ
させていくものを感じさせていく。
そしてその流れに上手く便乗して、高野自身にも刑事の仕事
とは何かを伝えていく流れがあった。
刑事の存在自体が一人の人生を台無しにした訳ではないことを
如何に少年・鉄平に伝えていくのか。

バブル時代って確かチーマーとかカラーギャング団とか居た
時代だよね。そういうのを登場させたのかもしれないけど、
なんかチーマーにしては弱そうだし、正義を気取る三上純一
率いる四人の生徒たちもなんか凄く弱そうだった。

立派な理念が存在していようともやっている事は犯罪そのもの。
三上の中の意外な一面は面白く描かれていたけど、キャラクター
的には高野とかぶる一面が有るのではないかという気がするし
翔子もある意味では三上的キャラクターだよね。
それだけ成績がよければ何でも出来ると考えられていた幸せ
時代の象徴なのか。

鉄平の事情が翔子と高野に明らかにされてしまったけど、過去
の鉄平君には何の問題もないのだろうか。

過去と現在のシンクロ的内容を描くのであれば、過去の行動が
リアルタイムで現代の鉄平やキャラクターの行動の変化へと
つながっていくような演出が見られるとドラマとしては面白くなる
と思う。

小暮鉄平 …… 松岡昌宏 (刑事)
(少年時代 …… 田中偉登)
高野清文 …… 横山裕 (捜査一課・管理官/鉄平の舎弟)
(中年期 …… 古田新太)
真野翔子 …… 桐谷美玲 (慶応大学3年、東進学会講師)
酒井敏行 …… 光石研 (東進学会講師・社員)
東唄子 …… 風吹ジュン (東進学会講師・経営者)
佐々木紀夫 …… 小松和重 (刑事・課長)
仁科佳奈 …… 沢木ルカ (13歳、補導される)
ハローワーク芝浦職員 …… 滝藤賢一
1990年に捜査一課刑事 …… 竜雷太

村山和夫 …… 武井証 (22年前、テスト1位)
沢村豪 …… 吉川史樹 (22年前、カレー好き)
五十嵐里奈 …… 小野花梨 (22年前)
三上純一 …… 中川大志 (22年前、テスト2位)
秋葉修介 …… 堀江晶太 (22年前、アイドルオタク)
木下貴子 …… 大出菜々子 (22年前、鉄平が告白する女性)
田村真帆 …… 山本舞香 (22年前)
若槻葵 …… 工藤綾乃 (22年前、CAになりたい)
仙堂ちなみ …… 牧野真鈴 (22年前)
麻生剛志 …… 桑代貴明 (22年前、音楽業界を希望)
岡島正人 …… 高杉真宙 (22年前、漫画家志望)
内山充 …… 内田純 (22年前)

山下真司、兵頭ゆき、ももいろクローバーZ

尾上寛之、松本実、花ケ前浩一、海舟惟永、神埼孝一郎
諫山幸二、田中登志哉、峯村淳二、今村浩継、松村明
野本光一郎、下江昌也、森大悟、新美夏里史、柴崎一輝
真鍋拓、徳秀樹、児島功一、窪寺昭、石田朋子、吉野海咲

評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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