相棒11
(2012年10月期・テレ朝・水曜21時枠)

脚本・輿水泰弘(1)(9)(10)、戸田山雅司(2)(12)、太田愛(3)(11)
櫻井武晴(4)(7)(17)、ハセベバクシンオー(5)(16)、守口悠介(5・協力)
徳永富彦(6)(13)、金井寛(8)(15)、酒井雅秋(14)、柿木健二郎(16・協
力)、古沢良太(18)
監督・和泉聖治(1)(3)(6)(11)(15)、近藤俊明(2)(7)(8)(16)、東伸児
(4)(14)
田村孝蔵(5)、安養寺工(9)(10)、近藤一彦(12)(13)、橋本一(17)(18)
プロデュース・伊東仁、西戸敦郎、土田真通
音楽・池頼広

http://www.tv-asahi.co.jp/aibou/





第18話 BIRTHDAY
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12歳の少年・鷲尾隼人の誕生日に帰宅しない彼を心配した両親
は警察に通報する。
そんな折り、米沢の元には交通事故で志望した不思議な身元不明
遺体が届き、右京たちの前には名前を名乗ろうとしない家出少女
が現れる。右京らが家まで送っていくと、その近くの瀬田江美子
家のドアが開けっ放しになっている事を知って調べていく。

誕生日の日に起きるそれぞれの思いを事件に絡めて描いたもの。

全く関連性の無さそうな三つの流れを時系列をバラバラにして
描いたもので、その中にはファンタジー有り、奇跡有り、そして
最後には人間の心を取り戻したとする容疑者の男の関係なりの
事情を描いたもの。

どう考えても心肺が止まってから時間が経ちすぎているので、
生き返ったとしても脳死だろうと小一時間なものが有るけど、
色んな意味での運命なり奇跡というものを演出して、全ての面に
於いておさまり処におさまった感じのする流れだった。

流石の右京も子供には勝てないみたいな感じがして微笑ましい
ものが有るし、現実主義の右京の前に現れた幽霊ということで
面白い組み合わせだった。

時間を争う危機的状況の中で、キャンプ地に右京とカイトしか
いないとする状況が違和感が有ったし、ピンポイントで場所を
特定する流れは相当無理が有ったのも事実。

相変わらず顔見せ程度だけど、判断を見誤っている内村完爾の
姿などを見ると相棒らしさを感じるかな。

こういうドラマ、誕生日というよりもクリスマスに掛け合わせたり
すると面白いんだけどね。出来れば容疑者の男性もまた誕生日
のエピソードなりこれまでの成長に於ける不幸なバックグラウンド
を描いて行けば説得力が有ったんだけどね。

杉下右京 …… 水谷豊 (警視庁・特命係)
甲斐享 …… 成宮寛貴 (警部補・特命係)

伊丹憲一 …… 川原和久 (警視庁刑事部捜査第一課員)
三浦信輔 …… 大谷亮介 (警視庁刑事部捜査第一課員)
米沢守 …… 六角精児 (鑑識課)
角田六郎 …… 山西惇 (組織犯罪対策五課)
内村完爾 …… 片桐竜次 (警視長)
中園照生 …… 小野了 (警視正)
大河内春樹 …… 神保悟志 (警察庁長官官房室長)
芹沢慶二 …… 山中崇史 (捜査一課。伊丹の後輩)
大木長十郎 …… 志水正義 (組織犯罪対策部)
小松真琴 …… 久保田龍吉 (組織犯罪対策部)
月本幸子 …… 鈴木杏樹 (二代目"花の里"女将)
笛吹悦子 …… 真飛聖 (国際線・客室乗務員、享の彼女)
甲斐峯秋 …… 石坂浩二 (警察庁・次官)
田丸寿三郎 …… 品川徹 (警視総監)
井出実篤 …… 井上高志 (警視庁・警務部長)
田中靖 …… 五王四郎 (警視庁・総務官)
堀江邦之 …… 山口良一 (中根署・係長)
沢田泰造 …… 園岡新太郎 (中根署・警察官)
土屋公示 …… 芦沢礼多 (中根署・警察官)

鷲尾隼人 …… 加藤清史郎 (12歳、清澄小学6年1組、遺伝的病気)
幼少期の隼人 …… 加藤憲史郎 (サッカーボールを蹴る)
大場三郎 …… 榊英雄 (2年前の強盗殺人、指名手配中)
瀬田江美子 …… 左時枝 (元教師、卓球部・臨時指導員)
咲子 …… 中村真知子 (大場の元彼女)
鷲尾武弘 …… 古川悦史 (隼人の父、財務省の官僚)
鷲尾美鈴 …… 古村比呂 (隼人の母)
謎の家出少女 …… 中山凛香 (隼人の姉)

千葉 …… 浜近高穂 (巡査)
成田 …… 徳秀樹 (巡査)
吉井啓太 …… 宇宙 (ツーリング中、高岩峠でひき逃げ)

滝裕二郎、加門良、八木岱士、関根航

評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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