ドクターX 〜外科医・大門未知子〜 (2012年10月期・テレ朝・木曜21時枠) ゼネラルプロデューサー：内山聖子 プロデューサー：大江達樹、西河喜美子、霜田一寿、池田禎子、大 垣一穂 演出：田村直己、松田秀知 脚本：中園ミホ 音楽：沢田完 主題歌：Superfly「Force」 http://www.tv-asahi.co.jp/doctor-x/

第8話 最終章！！送り込まれた刺客！？
--------------------------------------------------------

--------------------------------------------------------

満座の中で大門は鳥井がガンである可能性を示唆して、一刻も
早く手術すべきことを告げるが、国際会議まで時間が無いとし、
手術しないという。論文を発表する事の方が命よりも大事であ
るという主張に、大門は馬鹿げていると一蹴する。
そんな中、鳥井の後釜として帝都大病院の本院から土方がやっ
てくる。論文で成功しないと、鳥井にとっては最悪な事態も
考えられるが・・・

イマイチ終盤に来て盛り上がりを感じないのが残念。
そこまで執刀を否定するならば・・・って気がするし、
毒島のしている事への避難の是非についても、土方の手術の
様子を見てから行っても良かったのかも知れないなと思わせる
ものがある。失敗でもした後に、手術の同意書の存在を明かして
も良かったんだよな。
そもそもマスコミの前であれだけ大門と毒島の確執が報道され
お粗末な病院の実体が描かれているのに、それを取り上げよう
とするマスコミが皆無なのが不自然だった。

夫に愛想は尽かしているけど、子供達の学費のためだけに形
ばかりの夫婦を装っている鳥井夫婦の様子もなんだか不自然。
結局この鳥井を活かすべきか殺すべきなのか、複雑なものが
発生している所がなんとも消化不良を起こしている。

最終的には毒島を失脚させて、鳥井の功績を以て病院での
人事に及んでいくのだろうけど、毒島包囲網のために、もう少し
彼の悪の証拠みたいなものを蓄えていく展開が用意されても
良かったのではないのか。