ゴーストママ捜査線〜僕とママの不思議な100日〜 (2012年7月期・日テレ・土曜21時枠) 脚本： 梅田みか、阿相クミコ プロデューサー： 加藤正俊、森雅弘 演出： 佐藤東弥　大谷太郎、西野真貴 原作：「ゴーストママ捜査線」佐藤智一 主題歌：「つぼみ」唄:Aqua Timez http://www.ntv.co.jp/ghostmama/

第3話 大事件発生！！なんと課長もユウレイに！？
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蝶子は息子のとんぼを見守るために幽霊として現世に残る。
そんなとんぼも一学期の終業式を迎えて成績表が配られる中で、
今度は愛犬の散歩中に三船義光が心筋梗塞で倒れて幽霊になる。
三船もまた現世に心残りがある為に霊界に行くことなく、現世
に留まるが、彼の中の心残りとは一体何なのか。

やはり子供が媒介している限り、気むずかしい事件に関わらせ
る事は難しいか。
刑事ドラマとしては中途半端な感じがするが、「ごくせん」
の仲間さん&生瀬さんののっぺりとしたやりとりに楽しみを
見いだせる人にはそれなりに面白く感じる話だったのかも知れ
ない。

100日間という事だが、4月に亡くなり、早くも7月の終わりに
時計の針を進めてしまったけど、このドラマは夏休みに
とんぼを成長させるという内容なのかな。

幽霊になったことでの特徴は利用はされているけど、その見せ
方のバリエーションとしてはイマイチ。
三船の家庭の事情を紹介するばかりのネタフリだったし、
蝶子の生前の姿というものを描いたことで、とんぼの流れだけ
でなく、葵とのエピソードにも時間を割いた格好で、血のつな
がりが無いという事を勘案すると、やや不自然に写ったところ
も有り、散漫な印象も受ける。

海外ドラマ「ゴースト」「ミディアム」とは差別化を図るため
のものなのか、ドラマを主導しているのが幽霊が見える人物で
はなく、幽霊そのものに有るのでまた違った角度の物語だと思
うけど、その分変なところで爽快感を欠いてしまう部分も
出てきてしまっている。