ゴーストママ捜査線〜僕とママの不思議な100日〜 (2012年7月期・日テレ・土曜21時枠) 脚本： 梅田みか、阿相クミコ プロデューサー： 加藤正俊、森雅弘 演出： 佐藤東弥　大谷太郎、西野真貴 原作：「ゴーストママ捜査線」佐藤智一 主題歌：「つぼみ」唄:Aqua Timez http://www.ntv.co.jp/ghostmama/

第6話 とんぼの初恋！！相手は美少女ユウレイ！？
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とんぼは航平から客の元に写真を届けて欲しいと頼まれる。
姉の葵は、ビビりのとんぼが一人でお使いなど出来るのかと
冷やかすが、とんぼは見事それを成し遂げる。
そんな帰り道に猫の鳴き声ら誘われ、桜田第二病院の方へと
足を向けると、そこにはミーコというネコと共にそのネコを
可愛がっているマイという名の少女が居る事に気がつく。
そしてその彼女が幽霊で有ることもすぐに気がつくが・・・

幽霊は目的を果たすと天国に行ってしまう。
そんな事情を知って、とんぼはネコ探しを引き受け飼い主を
捜すも、渡す直前になってそれを破棄しようとする。

とんぼの可愛らしいエピソードって感じのドラマ。
このドラマを見ていると、飽きたかなと思わせつつも意外と
楽しめる部分も多い。

刑事なのにネコ一匹探せないとする下りも面白いし、とんぼの
初めてのおつかい的エピソードの中にも守護霊のような幽霊たち
が居る限り、そんなに不安なものも無い。

死んでも尚、母親としての顔だったり、警察官としての顔だったを
引き立たせて見たり、息子に近づく初恋の相手に嫉妬してみたり
と色んな顔が見られてなかなか面白く構成されている。

石井萌々果ちゃんがとんぼよりもちょっぴりお姉さんっぽい
感じがしてくるのは、実年齢以上にこれまでに大人びた役を演じて
いることと、やはり幼少期は男児よりも女児の方が大人っぽさが
有るからなのかな。

物足りないのは相変わらず、とんぼが幽霊を見る事が出来ると
いうアドバンテージを使って、死者の声を代弁しない所かな。
全く代弁していない訳ではないのだけど、最後にマイの両親との
やりとりの中で、それを利用して一工夫すれば、ドラマとしてはもっと
面白くなるのに、どうしても日本のドラマらしく3%足りない感じの感動
しか味わえないのは残念なところ。