ゴーストママ捜査線〜僕とママの不思議な100日〜 (2012年7月期・日テレ・土曜21時枠) 脚本： 梅田みか、阿相クミコ プロデューサー： 加藤正俊、森雅弘 演出： 佐藤東弥　大谷太郎、西野真貴 原作：「ゴーストママ捜査線」佐藤智一 主題歌：「つぼみ」唄:Aqua Timez http://www.ntv.co.jp/ghostmama/

第7話 笑って泣ける家族の物語ついに最終章へ
--------------------------------------------------------

--------------------------------------------------------

とんぼが通う桜田小学校で、毎年夏に開催されるこども祭り
が行われる。保護者達は協力してお化け屋敷で子供達を
おどろかせる中で、とんぼは母・蝶子と一緒には居る。
見終わった後に、どのお化けが一番怖かったのか?という話に
なり、とんぼは髪の毛の長い女性のお化けが怖かったと告げる
が、とんぼ以外に見えていない事が分かり、本物の幽霊だと
分かる。

幽霊が幽霊を怖がる描写とか高倉や三船を利用したちょっと
したコントやコメディ部分はとても面白いのだけど、どうして
もメインの流れは正直普通って感じで、感動や喜怒哀楽が伝わ
りづらい部分が有るのが残念なところ。

ドラマとして都合良く作って有り、冒頭から由佳先生の幽霊が
怖いと発言するもその容姿を見たら何処が怖いのかと思う所も
あるし、校庭に埋めたタイムカプセルに関しても、わざわざ
工事を中断しなくても、工事の人に見つけてもらうのが一番手
っ取り早いのではないかとする突っ込み所が存在している。

折角とんぼが霊を見る事が出来ているのに、彼を介して気持ち
を伝えたり、当時伝えきれない何かを知らせたりするとする
部分が全く無いので、とっかかりの部分にこそ、幽霊が見えた
事でのエピソードの導入部があるもののそれ以降は、あんまり
面白みを感じない。由佳先生から教わった航平の小学時代の
エピソードなどをとんぼを介して伝えたりするのも面白いと
思うんだけどね。

作りようによっては今回のドラマも凄く感動的なドラマには
なるんだけど、ネタとしてはベタなものが有ったかな。