ゴーストママ捜査線〜僕とママの不思議な100日〜
(2012年7月期・日テレ・土曜21時枠)

脚本: 梅田みか、阿相クミコ
プロデューサー: 加藤正俊、森雅弘
演出: 佐藤東弥 大谷太郎、西野真貴
原作:「ゴーストママ捜査線」佐藤智一
主題歌:「つぼみ」唄:Aqua Timez

http://www.ntv.co.jp/ghostmama/





第9話 さよなら私の愛する家族たち…別れの日母の最後のメッセー
ジ…あなたに贈るこの夏一番笑って泣ける“命と家族の物語”感動
の完結編!!

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自分が成長する事で母親とは会えなくなるのではないかと
感じたとんぼは、これまで母親を心配させまいとして頑張って
きた行動をトーンダウンさせていく。授業参観ではあれほど
生き生きしていたが、体育祭の練習では突然とんぼは態度
を急変させていく。

ドラマは二時間ドラマだったけど、完全に2つの話が独立
したような格好で存在しており、元々2話に分けて描こうとし
ていたであろう事は明らかなものがある。
来週に持ち込んでも良かったのだろうけど、来週が休日な事と
オリンピックで一週休止していたことでスケジュール的には
混雑していたという事なのだろうか。

前半は三船家の事情を描いたモノ。
今まで当たり前の様に居た三船が天国に召される瞬間が描かれた
事で、寂しさを覚えるモノが有ったし、今まで全く語られるこ
との無かった三船家の事情が描かれ、興味深い流れになる。

幽霊と人間の気持ちを繋げるために、仕方なく葵を仲間に
引き入れてしまった格好だけど、最終話までに描かれなかった
事へのしわ寄せが一気に現れてしまい、全体的に見ると
歪な感じにも思える話にもなった気がする。
特に授業参観から体育祭の流れへと結んでいくところなど、
イベント尽くしで構成されたのも不自然だったしね。

ドラマ「ゴーストとは内容を棲み分けるが為に、とんぼを
霊の代弁者のようにしなかったのかもしれないが、もう少し
早めにとんぼの仲間を作るべきだったのかもしれない。

ただ幽霊の為にサプライズを演出するというアイディアとしては
面白かったし、少しずつ命の終わりを告げるシグナルが出始める
ところなど、上手く演出されたのかなという気がする。

上原蝶子 …… 仲間由紀恵 (32歳、生活安全課に務める警察官)
上原航平 …… 沢村一樹 (40歳、写真館店主)
上原葵 …… 志田未来 (17歳、航平の連れ子、高校生)
上原とんぼ …… 君野夢真 (6歳、息子、小学1年製)

吉沢美波 …… 芹那 (25歳、とんぼの担任)
長谷川淳也 …… 真田佑馬 (17歳、葵の級友、葵が好き)
高倉大 …… 塚地武雅 (35歳、交番勤務の巡査)
三船義光 …… 生瀬勝久 (50歳、桜田署生活安全課課長)
鶴田健一 …… 森山栄治 (35歳、とんぼのクラスの副担任)
高橋陽樹 …… 中島広稀 (17歳、葵の級友)
小林元二朗 …… 山本涼介 (17歳、葵の級友)
西野夏美 …… 葉山織江 (17歳、葵の級友)
藤田悟 …… ミスターちん (46歳、生活安全課係長)

浩志 …… 塚本高史 (義光の息子、父と決別)
沙織 …… 小野真弓 (浩志の妻)
三船結衣 …… 於保佐代子 (義光の娘、浩志の妹)
三船美和子 …… 大島さと子 (義光の妻)

小林徹、骨川道夫、宮内順子


評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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