ハングリー!
(2012年1月期・フジ・火曜22時枠)

脚本:大森美香
プロデューサー:河西秀幸、平部隆明
演出:本橋圭太、白木啓一郎、木内健人
音楽:大橋トリオ
THE BAWDIES「ROCK ME BABY」
安田奈央「真夜中のひだまり」
ROCKHEAD「自由の街」

http://www.ktv.jp/hungry/index.html





第7話 友情と恋に亀裂!店は分裂!!
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英介は時男との勝負に敗れて、店名をル・プティシュから
"はらぺこキッチン"に変える。英介は敗れたことで改めて
自分は料理の道を進みたいのだと感じ、本格的なフレンチを
目指して活動しようとするが、賢太や剛とは方向性が合わなく
なり、やがて対立感情を持ち始めていく。

マシュロンの覆面捜査員を利用して、英介の店を持ち上げて
いくのかなと思ってみていたけど、流石にその辺は安易な道
は描かなかった様子。多少なりとも時男のプライドや勘に
触れる程度で、この流れは良いと思う。

元々料理人としての訓練を受けてきた英介と、賢太たちとの
温度差が生まれてきたのも極自然のことだと思う。
ロックとフレンチの求めるものの違いなどは何度も描かれて
いるのが、フレンチを目指し始めた英介が、依然としてロック
の流れを引き継いでいる二人とは路線が違う。
本格的な道をいくのか、それともこのまま誰でも気楽に立ち
寄れるフレンチの道を行くのか。

味を追求していきたいのであれば、英介は二人とは決別しな
ければならない事は明らかで、ここで本格的にその方向性を
示す意味では上手い内容だった。

またシェフとの結婚について、英介とまりあの間の溝という
のも埋まりそうも無い状況の中で、まりあを嫉妬させるに値す
る千絵の存在が彼女自身にも伝わったことで、より展開として
は複雑になりそうだ。

都合良く賢太たちが音楽への道が再び開け始めたこともあり、
ここらでコンビを解消するのも一つの良い流れだと思うけど、
新しいフレンチの形の提言としては、彼ら無しでは語れない
ものがあるので、その結論は難しいものとなりそうだね。

山手英介 …… 向井理 (29歳、「ル・プティシュ」シェフ)
大楠千絵 …… 瀧本美織 (19歳、女子大生)
橘まりあ …… 国仲涼子 (32歳、英介の彼女)
住吉賢太 …… 塚本高史 (30歳、「ル・プティシュ」スタッフ)
平塚拓 …… 三浦翔平 (25歳、「ル・プティシュ」スタッフ)
藤沢剛 …… 川畑要 (30歳、「ル・プティシュ」スタッフ)
大楠佐助 …… 佐藤勝利 (千絵の弟)
白山祐希 …… 鈴木砂羽 (音楽マネージャー)
海老名睦子 …… 片桐はいり (ル・プティシュ従業員)
和泉佳奈 …… 宮地真緒 (ガステレア)
柏木一平 …… 石黒英雄 (ガステレア)
東則夫 …… 田山涼成 (ガステレア)
戸塚杏 …… 林丹丹 (ガステレア)
高木奈々 …… 山下リオ (千絵の大学の友人)
大楠義明 …… 橋本じゅん (千絵の父、農家)
山手華子 …… 片平なぎさ (英介の母、フレンチのシェフ)
山手太朗 …… 大杉漣 (英介の父、売れない画家)
麻生時男 …… 稲垣吾郎 (39歳、レストラン「ガステレア」オーナー)
川和透 …… 丸山智己 (銀行員、まりあの同僚)


鶴見 …… 橋本さとし (音楽プロデューサー)
平沼 …… 阿南敦子 (覆面調査員)
永谷 …… 内田滋 (英介の友人、内装)
ピエール …… グレッグ・デール (覆面調査員)

ケーシーC、正木蒼二、上野山浩、西村壮悟、新井保男
太田裕、市原佳祐、大出雅也、海谷紘平、たかはら塁
杉山裕太郎、室谷康博、中野雅弘、布施曜子


評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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