ハングリー！ (2012年1月期・フジ・火曜22時枠) 脚本：大森美香 プロデューサー：河西秀幸、平部隆明 演出：本橋圭太、白木啓一郎、木内健人 音楽：大橋トリオ THE BAWDIES「ROCK ME BABY」 安田奈央「真夜中のひだまり」 ROCKHEAD「自由の街」 http://www.ktv.jp/hungry/index.html

第8話 別れの時！宿敵の甘い誘惑…
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レストランとしての方向性の違いから、英介と喧嘩別れし
店を出て行く賢太と剛。
店は英介、千絵、拓、睦子だけで開かねばならず、そんな
日に限って開店直後から人が多くやってきてしまう。

英介にとってキャリアアップを果たすために、喧嘩した事を
きっかけにして少しでも専門的なスタッフと共に仕事をすべき
なのかどうか。

賢太たちの我が儘なのかに思えて、実際にはこれまで英介が
彼らに対して相当我が儘を言って付き合わせてきた事に対する
事情なり思いが上手く浮かび上がってくる内容だった。

なんといっても音楽への道が開けていたかも知れないオファー
の流れを賢太が断ち切っていたことに関して、上手いこと
この四人の関係を描いた内容で、フジテレビの月9ドラマ以上
に、このレストランで働く「ラッキーセブン」具合が描かれて
居るところが皮肉では有る。

ドラマの中でも唯一の音楽関係者である川畑要さんが、
鶴見正人 のオフィーの中に選ばれなかったとする皮肉も面白
い。

英介にとって迷走気味だった流れに関しても、東則夫シェフ
を使って上手いこと自信をつけさせ、決して間違っては居ない
方向性を示唆するものだし、賢太にとっても彼女の両親を前に
して、後戻りは出来ない事情なんかも上手くレストランに
固執する理由付けを作っている感じはする。

今の英介を好きな千絵と、アーティストとしての英介を好きなまりあ。
千絵が宣戦布告したような形になったけど、予告を見る限りでは
千絵は論外っぽい扱いになっていたね。まぁ10歳以上年齢も離れて
いるし仕方がないのかな。