ハングリー!
(2012年1月期・フジ・火曜22時枠)

脚本:大森美香
プロデューサー:河西秀幸、平部隆明
演出:本橋圭太、白木啓一郎、木内健人
音楽:大橋トリオ
THE BAWDIES「ROCK ME BABY」
安田奈央「真夜中のひだまり」
ROCKHEAD「自由の街」

http://www.ktv.jp/hungry/index.html





第11話 空腹が人を幸せにする
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二年後に仲間と再会して一緒にレストランをするために、英介は
時男の提案を受けて、フランス行きを決意する。まりあも今まで
の様に限られた人だけでなく、もっと多くの人に英介の料理を
食べてもらうことを歓迎し、理解してくれるのだが・・・

時男の流れに身を任せていくことになるのかと思っていたけど
あくまで英介は英介らしさを貫いた格好だった。
今まで英介が仲間によって支えられてきた分、逆に英介もまた
仲間のために支え返すと言った展開が用意される。

英介が求めていたものの中に時男と共通する意識が有ったの
だろうけど、あくまで英介が求めていたものは、日本全土を
視野に入れるというよりも、仲間内や身近な人の腹の具合を
心配する様な所が有り、時男のような器は存在しなかった。
それでも何処の街にもある様な"きたなシュラン"のような
レストランを目指すというのも悪くはないのかな。

二人の意識の違いを表現するために、時男が英介に連れて行った
レストランはドレスコードが有ったり、言葉遣いにも気を遣う
ような堅苦しい場所を用意する所など、英介の中でも求めるもの
の違いという物を上手く実感できたのでは無かろうか。

これ以上言及することもないかと思っていた恋愛的要素も多く
含まれ、千絵と英介の関係にもまだまだ可能性が残されている
事を示唆する。下手に嫉妬したり一方に傾いたりするものでは
なく、曖昧さを追求することで、相乗効果的に互いを刺激しあ
い、意識を磨く所に繋がっていく所は良くできていたのかな。

一日だけオープンするという事で客が多数集まってくるけど、
仕込みもしていない状況の中で客が来られても、正直フレンチ
料理で出せるものなんて限られてしまう物があるのではないか。

先週矢田さんの扱いが随分小さいなと思っていたけど、二週に
渡りエピソードとして起用されていたという事である意味納得
するものがあったかな。

山手英介 …… 向井理 (29歳、「ル・プティシュ」シェフ)
大楠千絵 …… 瀧本美織 (19歳、女子大生)
橘まりあ …… 国仲涼子 (32歳、英介の彼女)
住吉賢太 …… 塚本高史 (30歳、「ル・プティシュ」スタッフ)
平塚拓 …… 三浦翔平 (25歳、「ル・プティシュ」スタッフ)
藤沢剛 …… 川畑要 (30歳、「ル・プティシュ」スタッフ)
大楠佐助 …… 佐藤勝利 (千絵の弟)
白山祐希 …… 鈴木砂羽 (音楽マネージャー)
海老名睦子 …… 片桐はいり (ル・プティシュ従業員)
和泉佳奈 …… 宮地真緒 (ガステレア)
柏木一平 …… 石黒英雄 (ガステレア)
東則夫 …… 田山涼成 (ガステレア)
戸塚杏 …… 林丹丹 (ガステレア)
高木奈々 …… 山下リオ (千絵の大学の友人)
大楠義明 …… 橋本じゅん (千絵の父、農家)
山手華子 …… 片平なぎさ (英介の母、フレンチのシェフ)
山手太朗 …… 大杉漣 (英介の父、売れない画家)
麻生時男 …… 稲垣吾郎 (39歳、レストラン「ガステレア」オーナ
ー)
川和透 …… 丸山智己 (銀行員、まりあの同僚)

金沢亜矢子 …… 矢田亜希子 (倉庫のオーナー、ジュエリーデザイン)
金沢史雄 …… 梶原善 (亜矢子の夫)
荏田 …… 中村靖日 (ゲイ、食育スクール講師)

浜野謙太(SAKEROCK)、社長(SOIL&PIMP SESSIONS)
, 篠田涼也、水間貴弘、松浦慎一郎、錦織大輔、新井保男、太
田裕、野村真由美、市原佳祐、大出雅也、海谷紘平、杉山裕太
郎、たかはら塁、中野雅弘、布施曜子、室谷康博

評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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