息もできない夏 (2012年7月期・フジ・火曜21時枠) 編成企画:太田大 脚本:渡辺千穂 演出:河野圭太、城宝秀則 プロデュース：川西琢 音楽：井筒昭雄 主題歌：BUMP OF CHICKEN「firefly」 挿入歌：アデル「Set Fire To The Rain」「Someone Like You」 http://www.fujitv.co.jp/ikimodekinai_natsu/index.html

第3話 母娘哀しき断絶！そして新たな悲劇開幕
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戸籍を取り戻す為、玲は母と一緒に区役所に行くはずだったが、
待ち合わせしていた場所に母は現れず、しかも子供達の前から
姿を消してしまう。祖母から話を聞くと、葉子は生前、継父だ
った啓介との間でも彼女が混乱させた末に、事故死させたもの
だと言われる。

ラグビー競技を見ている様なドラマだね。
ゴールのラインは見えているのだけど、立ち塞がる人たちが
居て次々とタックルを仕掛けてきて行く手を阻んでいくような
感じ。
やり方によっては簡単に戸籍が取得出来そうな所に居るのに、
脚本家の意地悪によって、そうはさせじとゴールに行くのを
阻んでいるし、わざと遠回りして視聴者をじらしている感じ
もする。

相変わらず気持ちは分かる"けど"・・・という、木村佳乃さん
演じる谷崎葉子の不快な言動が目に余る。

ここで気になってくるのは、過去に夫を事故死させてしまった
との事だけど、巡り巡っていくと案外鮎川宏基が殺したんじゃ
ないかと深読みしてしまう所も有ったりするし、最終的には
この男が、谷崎葉子を殺害して、戸籍が取れなくなる状況を
描いていったりするんじゃないかみたいな展開が想像される。
殺さないまでにしても事故で韓国ドラマバリの記憶喪失なり
重傷化させてジラしていくような展開が有ったりするのかな。

雑魚キャラであるさつき、広太、亜沙美がそれぞれ行く手を阻
んできそうな感じで、少しずつ玲への包囲網を狭めて来ている。
ラスボス・鮎川宏基も振り向けば、手をさしのべるくらいに
近いところに居る所がなんとも不気味。
葉子が帰宅する事を決意する頃には、玲と宏基が仲良くなって
いたりして、家にあげる仲への進展していったりしている
のだろうか。

と、まぁ想像するのが楽しい感じだね。
まだ大した動きを見せていない草野広太が敵なのか味方なのか
その辺が気になるな。