カエルの王女さま
(2012年4月期・フジ・木曜22時枠)

脚本:吉田智子
音楽:山崎耀
プロデューサー:渡邉恒也、大木綾子
演出:光野道夫(1)、西坂瑞城、田中亮
主題歌:家入レオ「Shine」

http://www.fujitv.co.jp/princessofthefrog/index.html





第10話 夢か仲間で運命の選択
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市長が何故音楽堂を取り壊そうとしているのかその原因の一端
が分かり、なんとか音楽堂使用許可が一日だけ下りるも、
尽力してきた香奈絵が狭心症で倒れ、しかも市長は例えコンサ
ートが盛り上がったとしても、利益のでないアマチュアイベント
ショーでは意味が無いとして核心を突かれる。そんな状況の中
で澪の元には、以前ブロードウェイでオーディションを受け
たボビー・ボーンからカメラテストの話が舞い込んでくる。
とりあえずテストだけでも受けることにする澪だが・・・

これでもかというくらい色んな要素を織り交ぜてきて、コンサ
ートが出来るのかどうかの状況や葛藤を描き、そして最後のコ
ンサートに向けて決意表明したような感じでは有る。

的を射ているのは、一度のコンサートでの成功が継続的な客寄
せに繋がっていくのかどうかという点だ。

今日の行政の問題を指摘するかのように箱物の存在の是非を
問う物語で、赤字であっても存続させるべきものなのか、
それともやはり利益を出すために努力すべきなのか・・など、
色々と考えさせられる物が有る。

設定として、音楽堂講演での黒字営業をするためには、1枚
2千円のチケットで1000人の客席を埋める必要が有ると言うこと。
一度は物珍しさに見に行く人は居ても、リピーターが来るほど
の存在なのかと言われるとかなり厳しい物が有る。

そんな現実を踏まえて、澪のオファーの問題であったり、
またまひるの再就職の流れを考えていくと、音楽堂取り壊し
の件に関しては止められない流れが有るのではないかと思う
ものがあるし、一つの成果を持って次の夢へと繋げていく
現実的な流れに繋がっていくのかなと思う。
まぁ一度作ってしまった音楽堂を壊す必要はないと思うんだけどね。
最終話は、どれだけ市民を巻き込めるのか・・・ですかね。

倉坂澪 …… 天海祐希 (ミュージカルスター)
井坂忠子 …… 石田ゆり子 (哲郎の妻、清忠の娘)
野々村まひる …… 大島優子 (奥手、姉と比較される)
羽田南 …… 福原美穂 (ヤンキー)
馬場みぞれ …… 大島蓉子 (特売好き)
皆川玉子 …… 菊地美香 (パチンコ好き)
高垣忍 …… 千葉雄大 (鉄工所)
乾一希 …… 玉山鉄二 (鉄工所)
桜井玲奈 …… 片瀬那奈 (由芽市役所)
熊園桜 …… 濱田マリ (バーのママ、澪の下宿先)
井坂哲郎 …… 小泉孝太郎 (由芽市役所、婿養子)
森香奈絵 …… 久野綾希子 (由芽市民センター)
井坂清忠 …… 岸部一徳 (由芽市・市長)

ピート …… 草刈正雄 (エージェント)
柴田 …… 村松利史 (興和製作所従業員)
重村 …… 飯田基祐 (興和製作所従業員)
山根 …… 杖桐安 (興和製作所従業員)
八木 …… 西村ミツアキ (興和製作所従業員)

羽田大輝 …… 高木星来 (南の息子)
皆川リコ …… 鈴木梨央 (玉子の娘)
皆川タキ …… 田根楽子 (玉子の母)
馬場昂 …… 白石拳大 (長男)
馬場陸 …… 篠田涼也 (次男)
馬場守 …… 山崎智史 (三男)
馬場未来 …… 相田梨花 (長女)

岩澤晶範、黒石高人、中村まこと、坂本充広、山田あさこ、
安田洋子

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