黒の女教師
(2012年7月期・TBS・金曜22時枠)

企画・脚本:山下友弘
脚本:大林利江子、吉澤智子、池田奈津子
演出:岡本伸吾、石井康晴、川嶋龍太郎
プロデュース:伊與田英徳
UVERworld「THE OVER」

http://www.tbs.co.jp/kuro-no-onna/





第6話 親子の愛!?暴力・音大女教授に愚か者
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三者面談が有り生徒たちはそれぞれ進路を相談する中で、恭子
は音大に行くか普通の大学に行くかで悩んでいた。
担任教師・青柳遥からは、港南音大教授の元で指導を受けている
ので恭子は当然音大に行くかと思っていたと言われるが、
音大の学生でプロになれるのは僅か3%で、早めに諦めるのも
賢明だと夕子先生に言われる。夕子は7割の生徒は平凡でも
安定した生活を希望している事を引き合いに出していく。

母親の代から存在する嫉妬心を子供を使って復讐しようとして
いた感じの物語で、将来への難しい決断が迫られる中で、音大
の厳しい現状なども交えて描かれたモノだった。

ドラマを見ていると結局のところ、恭子に才能があるかどうか
よく分からなかったし、盗作騒動を起こしてしまった石川愛の
音楽に於ける将来に関しては完全絶たれてしまったという感じ
なのだろうか。

恭子の問題ばかりを取り上げていたが、盗作に関して非があっ
た、石川側の問題には殆ど触れずに描かれていた事も有り、
なんとなく尻切れな印象も有った。

また今回、油絵の道を歩もうとしていた藤井彩を通して、芸術家
繋がりでドラマを回して行こうとしたけど、なんとも煮え切らな
い内容で、消化不良な感じばかりが残る。

藤井が夕子と行動を共にして、同じ意識の下で活動していると
はいえ、同じようなセリフを求める所はかなり違和感が有り、
もう少し何とかして欲しかった気がする。

ドラマとしては相変わらず引っ張り通している夕子の問題に
関しても一切展開が発展していかない所もまた、ドラマとして
は苦痛であり、もう少し見せ方を工夫して欲しいところだ。

高倉夕子 …… 榮倉奈々 (進路指導を担当する生物教師)
青柳遥 …… 木村文乃 (現国教師、3-D)
野口 …… 駿河太郎 (警察官)
堀田学 …… 光石研 (都立国文館高校・教頭)
内田すみれ …… 市川実日子 (古典教師、3-C)
芹沢恵子 …… 南果歩 (都立国文館高校・校長)
藤井彩 …… 小林聡美 (美術教師)
近藤剛 …… モロ師岡 (英語教師、3-A)
榎戸修平 …… 鈴木亮平 (世界史教師、3-B)
落内福子 …… トリンドル玲奈 (購買部職員)

3年D組の生徒
戸田トシオ …… 松村北斗 (謎の多い転校生)
望月亮平 …… 千葉雄大 (クラスのボス的な存在)
下村明日香 …… 大野いと (恋愛体質の女子高生)
杉本順平 …… 西井幸人 (成績優秀、英語が得意、臆病)
松本栞 …… 土屋太鳳 (東大を狙える才女。しかし家が貧乏)
安田俊介 …… 山ア賢人 (バレー部)
山岸リオ …… 竹富聖花 (達也と付き合っている)
佐伯江衣花 …… 広瀬アリス
栗原啓太 …… 太賀 (明日香を見守る)
野間薫 …… 杉咲花 (リオと幼なじみ)
三島恭子 …… 藤原令子
立花聡 …… 上遠野太洸 (父がみどり銀行の偉い人で金持ち)
梅原優 …… 中条あやみ (杉本と同様に臆病)
菊池望 …… 藤原薫
坂口学 …… 岡山天音
高木瑞希 …… 坂田梨香子
河野弥生 …… 紗也
緑川風香 …… 篠原愛実
副島総一郎 …… 永江祐貴
三浦一樹 …… 服部寛隆
黒木達樹 …… 鈴木彰人
井上廉太郎 …… 小森真誉
原田圭吾 …… 脇卓史
三橋拓斗 …… 快斗
磯村勇太 …… 鈴木龍之介
小野千夏 …… 小野明日香
加納麻理 …… 村崎真彩
中谷真由 …… 寺山葵
岩崎結衣 …… 久野みずき

石川愛 …… 小池里奈 (3年B組)
石川かなえ …… 杉田かおる (港南音大教授・愛の母)

西山繭子、中島大介、上野楓恋、大塚れな

評価:★★★★★☆☆☆☆☆ (6.0)

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