三毛猫ホームズの推理
(2012年4月期・日テレ・土曜21時枠)

原作:赤川次郎 「三毛猫ホームズ」シリーズ
脚本:大宮エリー
音楽:金子隆博
シニアチーフクリエイター:櫨山裕子
プロデューサー:池田健司、秋元孝之、福井雄太
演出:中島悟、南雲聖一、菅原伸太郎、松永洋一

http://www.ntv.co.jp/mikeneko/





第9話 刑事失格!?三毛猫最後の教え
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女子大で起きた殺人事件。
構内では薬物が乱立している事を知り、その売人の友美を
疑っていく。生徒の浜野牧子、ジャーナリストの春日貞幸が
殺害され、更には奈良教授が殺害される。その現場に捜査一課
で目を付けていた友美が居た事や凶器からも彼女の指紋が検出
した事から、彼女の犯行を疑っていくが・・・

ホームズが居なければ、人を疑うような捜査を行っていかねば
ならないとする主張自体がよく分からないものが有るのだけど、
ホームズが居なければ義太郎の性格を維持出来ない物なのか。
見せかけだけの良さを保つためにホームズが必要なのでは無い
のかと思わせる物が有って、ドラマでは何がしたいのかよく
分からない。

宮越友美の義太郎に対する主張もなんだか不自然だし、
ホームズの主張はもっと変。友美を殺したのはあんただと
いうホームズ。怒りに任せて友美をハメて明日香の気持ちを
伝えられなかったからだとするけど、義太郎が友美と出会う
前から犯罪は発生している訳で、止めようもない流れを解明
する際にちょっぴりついた嘘が、まるで戦犯の様な扱いにされ
てしまう義太郎の難儀な立場が描かれた。

友美の矛盾を指摘して、事件を解決する辺りの段取り自体は悪く
は無かったんだけどね。堀田が薬物中毒であるのならば、放って
置いても何処かでボロが出そうなものが有るな。

完全に犯人は違法薬物によって死亡した里美の姉の川口素子
による犯行だと思ったけど、それだと如何にもドラマはありがちな
内容になるので強引に結末をねじ曲げたのかな。

結局異動話も単なるこけおどしだったね。

片山義太郎 …… 相葉雅紀 (29歳。細身。警視庁捜査一課の刑事)
片山ヒロシ …… 藤木直人 (39歳の独身。義太郎の兄)
石津良平 …… 大倉忠義 (25歳。晴美の「自称」恋人、刑事)
片山晴美 …… 大政絢 (24歳。義太郎の妹)
ホームズ …… シュシュ/(猫の化身)マツコ・デラックス
根本敏夫 …… 尾美としのり (警視庁捜査一課、片山の先輩)
栗原肇警視 …… 石坂浩二 (警視庁捜査一課の課長)
樋口 …… 植木夏十 (刑事)
村田 …… 君沢ユウキ (刑事)

宮越友美 …… 岡本玲 (20歳、聖清女子大・文学部)
浜野牧子 …… 梶原ひかり (被害者)
堀口康夫 …… 東根作寿英 (農学部准教授)
村瀬明日香 …… 有村架純 (生徒)
川口素子 …… 西山繭子 (学生課主任)
奈良健司 …… 松澤一之 (文学部主任教授)

須永慶、児玉貴志、、神埼孝一郎、小村裕次郎、恒吉梨絵
本田緑、谷一歩、清水芹夏、木村真那月、小西結子

評価:★★★★☆☆☆☆☆☆ (4.0)

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