未来日記 -ANOTHER:WORLD- (2012年4月期・フジ・土曜23時枠) 原作 - えすのサカエ「未来日記」 シリーズ構成 - 渡辺雄介 脚本 - 桑村さや香、早船歌江子 音楽 - 福廣秀一朗 演出 - 並木道子、宮木正悟 プロデュース - 藤野良太

第1話 携帯が自分の未来を予告…究極のサバイバル開始！最悪な未
来を覆せ！
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新太は大学三年生。周りは就職活動を開始する中で、新太は
今から頑張っても仕方が無く、未来はなるようにしかならない
とするあきらめの良い若者だった。大学では森口類と高坂王子
と行動を共にすることが多いが、学食で会話している際に、
不注意で新太の携帯を類が壊してしまう。類は自分は二つ携帯
が有るので修理が終わるまでは自分の携帯を使っていて欲しい
と言われ、彼が新太に手渡したのはクロノスシード社の限定
スマホだと分かる。新太は喜ぶが、アプリの中に見慣れない
ものが有る事に気がつく。日記と書かれていたアイコンを
クリックすると、なんとそこは未来日記として生まれ変わり、
翌朝より新太の行動の未来がどこからともなく送られてくる
事が分かる。

またしてもオーパーツかと思わせる物が有ったけど、最後まで
見ていると仕掛けられたゲーム的演出としては「ライアーゲーム」の
ような、一人だけが生き残ることが出来るサバイバル戦という
意味では映画「バトル・ロワイアル」のような内容である。

未来を変えることが出来るのかどうか。
形は違えど先日まで放送していた「13歳のハローワーク」の
様な感じにも思えるし、未来は誰にも分からないとする事を
逆手に取り、一歩先の未来が次々と送られてきて逆に制約が
多くなってきてしまうところもまた、ドラマとしては面白い
要素の一つ。

剛力彩芽さんのドラマでの役柄は、大抵こんな感じの役が
多い。説明すれば全ては事足りるのに、最初から多くの事も語ら
ず、意味ありげな行動を取りまくって周りを散々振り回すというもの。
ただそんな役柄がとても似合っているのだから仕方がない。

ゲームをさせる事で主催者は何の得が有り、意味がある事なのか
気になるし、選ばれた人物達は一体どういう基準で選ばれているの
かも気になる。
何で未来を見通せるのかも気になる物が有るね。