未来日記 -ANOTHER:WORLD-
(2012年4月期・フジ・土曜23時枠)

原作 - えすのサカエ「未来日記」
シリーズ構成 - 渡辺雄介
脚本 - 桑村さや香、早船歌江子
音楽 - 福廣秀一朗
演出 - 並木道子、宮木正悟
プロデュース - 藤野良太

http://www.fujitv.co.jp/mirai-nikki/index.html




第10話 未来を巡る闘い、最終章突入
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二人の由乃がこの世界にいるのを知る中で、春奈の元に女性
からクロノス社のスマホが届く。更に木部の元にもスマホが
届き監視カメラの映像から、女性であることが判明していく。
そんな中、春奈のスマホの未来日記から類は、新太が嘘をついて
いることを知る。

なんだかよく分からない世界観の下でドラマが動いてしまって
いるので、殆ど面白みを感じない。

解除コード(XANAT:05)をデウスに直接打ち込めば良いとするけど、
何をどうすればコードが打ち込めるのかもよく分からないし、
デウス自身がコードを打ちたければ打ちなさいみたいな事を
話していたのに、いつの間にかそんなセリフを忘れて勝手に
話を進めてしまっていたり・・・

新太よりも強い人間なんて数多くの人が居そうだけど、そこに
拘る意味も分からず、勝手に発生しているウィルスの様な
デウスがパズルのピースが足りないとかなんとか言っている
のもよく分からない。

唯一面白いかなと思うのは、基準となるべきものを主人公が見失う
様に誘導しようとしている流れで、自分の居る世界こそが、基準と
なるべきものなのではないかと錯覚していく所にあると思う。
現実社会と仮想空間の存在が表裏一体と化していて、二人の由乃の
存在を見ていると、そんな世界の縮図を描いた様な形で存在し、
ニセモノか本物かを選択する状況を作っている所は面白いのかな。

ニセモノが本物を凌駕していくことに繋がっていくのか。
結局現実の世界が壊れたら仮想空間が存在し得るものなのかさえ
よく分からないし、考え出すときりがないところが、このドラマの面白さ
なのかなと思うところも有る。

星野新太 …… 岡田将生 (城惺学院大学三年生)
古崎由乃 …… 剛力彩芽 (新太を病的に愛する女性)
森口類 …… 本郷奏多 (新太の親友)
沖江春奈 …… 福田麻由子 (類の妹)
高坂王子 …… 菊池風磨 (新太の後輩)
星野礼子 …… 宮崎美子 (母)
星野九郎 …… 光石研 (父)
萩戸金次郎 …… 岡田義徳 (桜見署・刑事)
浅見まりな …… 富永沙織 (桜見署・刑事)
蔵田暁 …… 平賀雅臣 (桜見署・刑事)
上原倫子 …… 中村ゆり (入院中の女性)
木部徹 …… 佐野史郎 (クロノスシード社・社長)
不破めぐみ …… 二階堂ふみ (女子高生)
奥田陽介 …… 平岡祐太 (通り魔、サウスポー)

須藤霞海 …… 伊藤歩 (研究者、九郎の助手)
神宮寺零 …… 内田有紀 (デウス)

諷加、川端健嗣 (アナ)

評価:★★★★★☆☆☆☆☆ (5.0)

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