浪花少年探偵団
(2012年7月期・TBS・月曜20時枠)

原作 - 東野圭吾『浪花少年探偵団』『しのぶセンセにサヨナラ』
(講談社文庫刊)
脚本 - 吉田紀子、江頭美智留、沼津そうる
演出 - 清弘誠、池澤辰也、東田陽介
プロデューサー:黒沢淳

http://www.tbs.co.jp/program/naniwashounen_2012.html





第10話 クリスマスの惨劇と女の友情
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クリスマスイブの日。
しのぶは母親・妙子と共に商店街に買い物に行く中で、
本間と偶然出会う。本間からホームパーティーに誘われるも
周りにいた生徒たちは自分たちも呼んでくれとばかりに本間の
周囲をぐるぐる回り始めた為に、学校で特別にパーティーを
催すことを決める。
パーティー当日には紳士協定を破って抜け駆けするなとばかり
に新藤や榛名先生も駆けつける中で、中田教頭がクリスマス
ケーキを差し入れする。するとなんとケーキからは血のついた
ナイフが発見される。同時に新藤の元に、女性・明子のの変死体
が発見されたとの通報が有る。

推理・ミステリーものとしては人気の殺人・偽装をテーマに
した物語。
一見自殺したようでいて他殺にも見える案件をどのような所
で折り合いをつけて捜査していくのか。
全く別のところで見つかる物証をどのようにして一つの線と
して描いていくのか。

一番違和感の有ったのは真夏の現在、クリスマスを題材にした
背景の下で描かれているというもの。
このエピソード、年末のスペシャル版として描いた方が余程
すんなりと受け入れて見る事が出来たと思う。

事件の真相を探るためには亡くなった人物の気持ちを知らねば
ならないという事で、色々と調べていく内に、自殺か他殺かの
判断を仰いでいく所など上手く描かれていたと思うし、視聴者
にも犯人像なり、殺害のトリック考える余裕を与えている所は
上手い作り。

他人に対して優しくしている裏で人間の持つ二面性的なものが
描かれていて、ドラマとしては人間関係に於いても面白く描か
れていたし、人間性が抽出されていくという意味で、上手く
描かれていたのだと思う。

竹内しのぶ …… 多部未華子 (大路小学校常勤講師・6年2組)
新藤修平 …… 小池徹平 (住吉中央署・刑事)
本間義彦 …… 山本耕史 (会社員)
榛名美佳 …… 木村文乃 (教師、音楽)
原田日出子 …… 斉藤由貴 (妻、夫に不満、車の免許講習へ)
原田昌夫 …… 温水洋一 (串カツ"まーちゃん"店主)
漆崎進 …… 段田安則 (住吉中央署・刑事)
中田幸夫 …… 小日向文世 (教頭)
竹内妙子 …… 松坂慶子 (しのぶの母、夫と仲が悪い?)
尾形 …… 戸田昌宏 (住吉中央署・刑事)

6-2生徒

原田郁夫 …… 前田航基 (長男)
田中鉄平 …… 濱田龍臣 (東京から引っ越してきた?)
土屋芙美 …… 八木優希 (優しい子)
朝倉奈々 …… 浜辺美波 (美少女系)
上原美奈子 …… 二宮星 (おしゃべりな子)
畑中弘 …… 高橋晃 (原田、田中と仲が良い、銭湯)
原田修 …… 前田旺志郎 (次男、ナレーションも担当)
福島友宏 …… 伊澤柾樹 (たこやき店をしていた父・文男)

芹沢勤 …… 吉井一肇 (父は教師だが、事実を知らない)
阿部翔太 …… 上妻成吾
石川萌 …… 今井風花
井上拓真 …… 市川理矩
江藤美咲 …… 佐々木麻緒
加藤亮太 …… 松野太賀
渋谷淳一 …… 橋本一輝 (ちょっと鈍くさい)
園田優花 …… 梅沢朋花
中西雄太 …… 吉岡竜輝 (東京に引っ越し)
根岸明日香 …… 川田怜奈
野田翼 …… 鈴木励和
日野桃子 …… 佐藤瑠南
松川はるか …… 樽本真生夏
間中翔 …… 谷藤力紀
三輪菜月 …… 古川加奈子
持田舞 …… 蔵前美郁
吉川美羽 …… 横山久留美

掛田誠、片岡冨枝、西井隆詞、野々村のん

松本悟郎 …… 井坂俊哉 (英会話スクール講師)
高野千賀子 …… 松本まりか (英会話スクール講師、松本が彼氏)
酒井直継 …… 金井勇太 (英会話スクール講師、明子と婚約)
藤川明子 …… 早織 (英会話スクール講師、松本が好き)
朝倉 町子 …… 笛木優子 (奈々の母親・看護師)

鷲尾真知子、ふせえり、平松來馬、梅舟惟永、吉見幸洋
松下卓也、巻野わかば

評価:★★★★★☆☆☆☆☆ (5.0)

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