主に泣いてます (2012年7月期・フジ・土曜深夜枠) 原作 - 東村アキコ 脚本 - 野木亜紀子、宇山佳佑 演出 - 葉山裕記、宮木正悟 プロデュース - 大木綾子 http://www.fujitv.co.jp/omoninaitemasu/index.html

第5話 僕のものになって
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泉があまりに美人な為に向島には、奇人のような人物が多数
存在する。向島一のバカだとする柳さんと、警察官の勅使河原。
そんな二人の事を話し合う中で、赤松は仁先生から全画展への
参加を打診され、赤松は泉をモデルとして絵を描いてみたいと
仁に直訴する。仁はそれを許可し、泉にモデルを頼むと、
泉は仁が自分にモデルとしての興味を失ったのではないかと
してショックを受ける。

やはりツネちゃんの赤松を見る視線はこのドラマの中でも
一番良い感じに映る。中学生なのに・・・って所が引っかかる
のだけど、せめて設定を高校生にして大学受験を目指す人物
だとしても良かったのかも知れないね。

ツネちゃんが泉を眺める赤松の視線に嫉妬しつつ、邪魔したり
時に協力的になったりして、しっかりとした性格とは対照的
に恋に関しては独特のツンデレさによって、上手く表現できず
気持ちを伝えられないところがなんとも切ない。

最後に背を向けながら、柳さんの店で酒を飲もうとしている
彼女の背中を見ると哀愁漂うモノが有るし、嫌っている柳さん
の店に意外と拘って通っている辺りがなんとも言えない塩梅
を醸し出している。

泉さんの絵にかぶせて、トキばあや小桃たちの程よい加減の
シュールな突っ込み具合も心地よい。

相変わらず血の三日間が継続しているような寿司屋内部の
ドロドロ感も何とも言えない感じがするね。