パーフェクト・ブルー (2012年10月期・TBS・月曜20時枠) 原作：宮部みゆき「パーフェクト・ブルー」「心とろかすような─ マサの事件簿」 脚本：山崎淳也 演出：唐木希浩・田中峰弥 プロデューサー：白石統一郎・晴野善博 http://www.tbs.co.jp/perfect-blue/

第3話 ２４年後の脅迫！狙われた過去…母が隠す娘の秘密とは
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探偵事務所の方に調査の依頼が入る。
結婚を控えた女性・ひかりは産んでくれた実の母を捜して欲し
いとの事。戸籍や資料、そして母親の高校時代の写真が
存在している為に見つける事自体はそんなに難しくない案件
に思われるが・・・

依頼自体は比較的簡単に終わり、脅迫されている事の顛末を
調査していく内容だった。

啓子をミスリードの主役として立てる辺りは機能していたし、
ドラマ自体は比較的無難なものが有ったと思う。

ただ最後に結末が分かってからが、如何にも人情ものを印象
づけるように、尺の取り方が長く、2時間ドラマのような間延び
したような感じに思える。

正直調べようとすれば本人もそう難しくなく真相を探れそうな
感じもするので、加代子でも担当できそうな案件では有ったけ
どね。

産みの親の啓子は、同情できる要素が多分にあるけど、二人の
人物を死に追いやってしまったことで、今度はそんな同情心
とは逆に辛い事実がのしかかりそうだね。

高校時代の二人の関係に嫉妬するかのように割って入ってくる
一人の同級生の存在がまた何とも言えないものが有った。