赤川次郎原作　毒＜ポイズン＞ (2012年10月期・日テレ・木曜深夜枠) 原作：赤川次郎『毒 ポイズン』 脚本：鈴木智、武田有起 演出：岡本浩一、石川北二、茂山佳則 音楽：松本晃彦 プロデューサー：岡本浩一、河内俊昭 主題歌：YU-A「優しい顔で近づかないで」 http://www.ytv.co.jp/poison/

第7話 会社でキス迫る悪魔のセクハラ女性上司！イケメン部下が抹殺
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保険会社に勤める大樹は本社からの出向組で、営業成績を
挙げて再び本社に戻りたいと考えていた。その様な状況中、
ついに月間契約数で記録を更新した大樹は、社内恋愛して
いる京子との結婚も間近に控えて順風満帆の筈が、あるとき
から突然上司の詩織からパワハラを受けていく。

ドラマとしては何故パワハラを受けているのか、
京子が結婚を渋っている理由が何なのか、誰が大樹を陥れる
ために写真を取って社内に上司との関係を貼り出したのか
がポイントとなる内容だった。

毒を入れてから飲むまでの時間的猶予が緊迫感を生んでいる事
は確かだけど、そこからの展開に面白味が足りない。

殺し方にもう一工夫が欲しいところだけど、寧ろ後味の悪さ
にこそもう一工夫が欲しい。

毒殺事件が流行しているとはいえ、刑事が何でも毒の存在を
疑うというのも不自然過ぎて萎える。やはりこのドラマに
刑事は要らない気がするし、肝心のシナリオの方に集中して
描いて欲しい。