レジデント〜5人の研修医
(2012年10月期・TBS・木曜21時枠)

脚本 - 永田優子
音楽 - 菅野祐悟
演出 - 高成麻畝子、吉田秋生、渋谷未来
プロデュース - 北川雅一、沼田通嗣
主題歌:flumpool「Answer」

http://www.tbs.co.jp/resident2012/





第9話 決断の日
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病院には次々と患者が運ばれてくる。
その中でもしずくの双子の弟・皆人が感染症によって腕が
壊死していることが判明。更に父親を助けたハズの佐藤家から
は、その後の対応が考えると、そのまま死なせてもらった方が
良かったと言われる始末。その妻は自殺未遂で運ばれてくる。
更に圭の元には自分を捨てた母・久美が現れ、息子に逢わせる
様求めるが・・・

自分の人生がうまくいかないと分かると、人はその原因を他人
になすりつけては、自分はさも悪くはないとする身勝手な行動
を取る生き物だなと感じさせるエピソード。

命を助けるだけの医療の是非を揺るがす事態が至るところで
散見しているけど、医師の決断が必ずしも絶対的なものだと断定
できない隙間を付く形で怒りの矛先を医師に向けるという
ある種の暴挙・暴論的展開が描かれている。

看護の問題に至っては医師の問題と言うよりも社会保障の分野
だと思うし、人の死を願う選択など、絶対に有ってはならない
こと。その辺の葛藤で揺るがす展開は少々間違えている様な
感じはする。

医師としての厳しい現実を突きつける格好だったが、大抵は
家族の執刀には医師も立ち会わせないのではないかな。

圭の心の闇というものも、もう少しじっくり描けば面白い
葛藤として存在していそうだし、圭と母親の関係の流れが、
まさか香澄の流れに接続して、比較すべき対象物としての
存在として現れていくとは思わなかった。
演出的にも圭の母親への印象・トラウマが、赤い口紅やアルコー
ルに有り、女性に対する不信感が映像としても面白く挿入されて
いた。

宮島先生も何一つ悪い事をしている訳ではないのに、謝らなけ
ればならない状況も不自然に感じるが後輩に一つでも良い
アドバイスを見せられると良いね。

美山しずく …… 仲里依紗 (24歳、研修医)
矢沢圭 …… 林遣都 (24歳、研修医)
真中潤一 …… 増田貴久 (24歳、研修医)
小岩井陽菜子 …… 大政絢 (24歳、研修医)
新城紗知 …… 石橋杏奈 (24歳、研修医)
香澄弥生 …… 須藤理彩 (39歳、脳外科専門医)
前田一平 …… 荒川良々 (35歳、外科専修医)
飯田浩輔 …… 奥野瑛太 (麻酔科医)
田淵育男 …… 古田新太 (45歳、形成外科専門医)
宮島一樹 …… 小澤征悦 (35歳、心臓血管外科専門医)

迫田恵子 …… 光浦靖子 (40歳、看護師長)
千葉洋子 …… 山田真歩 (看護師)
長谷川誠 …… 松島庄汰 (看護師)
相田遥 …… 志保 (看護師)
馬場恵 …… 青谷優衣 (看護師)

香澄研二 …… 皆川猿時 (42歳、バー「三月うさぎ」のマスター)
美山勝巳 …… 寺島進 (50歳、しずくの父・開業医)
美山涼子 …… 山下容莉枝 (しずくの母)
内海翔 …… 波岡一喜 (28歳、キックボクシングジムのコーチ)

栗原切平、堀田勝、加藤裕、小暮邦明、岩澤晶範
天田博之、圷真樹

皆人 …… 千葉雄大 (しずくの双子の弟、大学中退)
矢沢久美 …… 高岡早紀 (矢沢の母、息子を捨てた、金貸せや)
佐藤悦子 …… 高田敏江 (妻、自殺)
佐藤充 …… 中村有志 (息子)美山しずく …… 仲里依紗 (24歳、研修医)
矢沢圭 …… 林遣都 (24歳、研修医)
真中潤一 …… 増田貴久 (24歳、研修医)
小岩井陽菜子 …… 大政絢 (24歳、研修医)
新城紗知 …… 石橋杏奈 (24歳、研修医)
香澄弥生 …… 須藤理彩 (39歳、脳外科専門医)
前田一平 …… 荒川良々 (35歳、外科専修医)
飯田浩輔 …… 奥野瑛太 (麻酔科医)
田淵育男 …… 古田新太 (45歳、形成外科専門医)
宮島一樹 …… 小澤征悦 (35歳、心臓血管外科専門医)

皆人 …… 千葉雄大 (しずくの双子の弟、大学中退)
矢沢久美 …… 高岡早紀 (矢沢の母、息子を捨てた、金貸せや)
佐藤悦子 …… 高田敏江 (妻、自殺)
佐藤充 …… 中村有志 (息子)

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