最後から二番目の恋 (2012年1月期・フジ・木曜22時枠) 脚本：岡田惠和 演出：宮本理江子、谷村政樹、並木道子 プロデューサー：若松央樹、浅野澄美 音楽：平沢敦士 主題歌：浜崎あゆみ「how beautiful you are」 http://www.fujitv.co.jp/nibanmeno_koi/index.html

第3話 大人の青春を笑うな！
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お節介を焼く一条によって、お見合い話を持ちかけられる和平
だが、なんと市役所の同じ部署で働く部下の知美の母親だと
判明。更に知美自身もお見合いに立候補すると言い始める。
そんな折り、千明と真平が朝帰りする中で、典子が凄い剣幕
で夫と共に長倉家にやってきて、引きこもっている万理子を
引っ張り出して、事情を尋ねる事態が発生する。。

人間関係のやりとりが面白く機能していると、特別に何か
無くてもドラマとしては面白い雰囲気が出て成立するものだ
なと改めて感じさせる。

中年だからと言って諦めている高校生の時のような恋愛の形。
それを実現していく事になるのかどうか。

年齢と容姿の問題は、限りなく恋愛に対するモチベーションを
低くするものだし、自分の中の自信感を失っていくものだと
思う。しかし自分たちが思っている以上に輝いている部分が
あると分かった時の弾む心を上手く共感させたり、今この瞬間
だけでも楽しければ良いとする気持ちの中にも、その気持ちが
偽りであり、焦る気持ちなども同時によく分かるつくり。
やはり最終的にはパートナーとしての存在を求めたい気持ちが
面白いようにあぶり出されてくるのではなかろうか。

万理子が実験と称して行う出会い系での男性の反応を調べる行動
なども、自分が他人と比べてどうなのか、自信のない彼女らしい
行動の一つで、それと同時に千明をいじるための口実を
上手く作っている感じがするね。