最高の人生の終り方 〜エンディングプランナー〜 (2012年1月期・TBS・木曜22時枠) 脚本：渡辺千穂 プロデューサー：伊與田英徳 演出：石井康晴 他 http://www.tbs.co.jp/saikou-no-jinsei/

第4話 遺産相続〜白紙の遺言状の涙
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妹・晴香の誕生日に健人から電話が鳴るも、多くを語らず
電話を切る健人。葬儀屋としての営業をするために、広告・
チラシを商店街などに配る中で、真人はそこで保険金やら
遺言書の話をしている親子を見かける。
後日、高円寺署・刑事の長峰から遺体の搬送を頼まれた真人
は、上萩川で亡くなった釣り客は、遺言書の話をしていた
岡部啓介だと知る。

少しずつ真人自身が遺体の捜査をする理由付けが難しくなる
中で、今回は上手い感じに営業中に見かけた親子の物語へ
と繋げていった内容だった。

今回の物語の主人公である岡部家の事情と、井原家の事情を
照らし合わせて、上手いこと兄弟の間の中の葛藤だったり、
知らない一面を上手く描き出したと思う。

遺言状に関しては嫌でも内容が気になるものがあるし、
一連の流れに対して真人が真実を追求するに値するだけの
とっかかりが描かれ、他人の家庭の事情を見ては、自分の
身の回りの人物に対して目を向けようとするだけのインパクト
有るものだと思う。

白紙の遺言状というのも、実に深い意味合いが含まれており、
何も描かれていないことが、逆に多くを語るメッセージとして
伝わっていく所など、面白い使われ方だなと思う。

予想したとおり、兄さんは病気っぽいね。