最高の人生の終り方 〜エンディングプランナー〜
(2012年1月期・TBS・木曜22時枠)

脚本:渡辺千穂
プロデューサー:伊與田英徳
演出:石井康晴 他

http://www.tbs.co.jp/saikou-no-jinsei/





第9話 最終前編!母の愛
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健人の生みの親・美奈子が突然井原家に現れ、健人を実家に
連れ戻したいという。まだ妹弟には事情を話していない事を
つげ、勝手な行動を慎むよう告げる。
一方優樹の良き先輩刑事だった長峰が、松庵の工事現場で発見
された白骨体の捜査途中に何者かによって殺害される。
殺害されるときに真人は彼と電話していたという事で、事情を
聞かれるが・・・

悲しいけど、まさに健人の最期に向けて体制を整えていく様な
内容だった。

真人が完全に、ゴーストのメリンダ・ゴードンと化して
いるこのドラマ。
死者を扱う事で人の痛みを知った彼の中には研ぎ澄まされた
感覚に目覚めた事で、幽霊を見ることが出来るようになっ
たのか。光の中に導くミッションを真人は無事こなしていける
のか。

最期の時を家で迎えさせたいとすることと、愛する人たちが
見守っている状況の中で見送りたいとする状況の中で、完全に
思い出作りモード突入。
ただどの人物もこれまでのエピソードを通して成長する姿が
有ることもあって、取り乱すことなく、最高の時を過ごさせて
あげようとする協力体制が整っている感じ。

最後にみんなで豪快な川の字になって眠る姿は、なかなか微笑
ましいものが有り、死ぬこと、家族と別れることの寂しさに
打ちひしがれる健人にとっては幸せの最後を迎えられそうだね。

長峰殺害に関しては前回も言及したように警察内部の問題が
複雑に絡んできそうな感じ。
優樹と岩田が微妙な感じのまま別れてしまった辺りの流れに、
上手く真人が関わり、二人の問題をどのように解決していくのか。
手っ取り早いのは、真人が岩田のことを見えるという証拠の提示
を優樹に示して信じてもらうという作業だけなんだけどね。

井原真人 …… 山下智久 (井原家の次男)
井原健人 …… 反町隆史 (井原家の長男、スナック"港町")
井原晴香 …… 前田敦子 (井原家の長女)
井原隼人 …… 知念侑李 (井原家の三男)
井原桃子 …… 大野いと (井原家の次女)
井原浩太郎 …… 蟹江敬三 (井原兄弟妹の父。葬儀屋「井原屋」
の3代目店主)

坂巻優樹 …… 榮倉奈々 (警視庁高円寺署・刑事)
田中英輔 …… 大友康平 (井原屋の従業員)
岩田逸郎 …… 山崎努 (警視庁の元刑事)
長峰潤 …… 水上剣星 (警視庁高円寺署・刑事)
村内弥生 …… 橋本真実 (仕出し弁当店店員)
香川夕子 …… 磯野貴理子 (井原屋がある商店街の花屋を経営)
木野原義男 …… 塩見三省 (警視庁高円寺署・刑事)

美奈子 …… 長山藍子 (健人の母、清水でスナック経営)
大林健一 …… 榊英雄 (被害者の弟)

中根徹、奥田達士、入山法子、麻倉卓也、黒田浩史、寿大聡、
鈴木翔吾、田中理勇、宮野ここね、柴田莉玖

評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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