ストロベリーナイト (2012年1月期・フジ・火曜21時枠) 脚本 - 龍居由佳里 演出 - 佐藤祐市 音楽 - 林ゆうき アクションコーディネイター - 釼持誠 企画 - 成河広明 プロデュース - 高丸雅隆、江森浩子 GReeeeN「ミセナイナミダハ、きっといつか」 http://www.fujitv.co.jp/strawberrynight/index.html

第3話 右では殴らない(２)
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ゼブラと呼ばれる合成麻薬を飲んで次々と亡くなった三人の
男性の共通点を探るウチに、オンラインゲームでシドと名乗る
人物と接点があり、登録時のクレジットカードの使用履歴か
ら、医師の下坂を任意で聴取する。しかし彼にはれっきとした
アリバイが存在し、カード情報が盗まれただけだと判明する。
大失態を演じた玲子たちとは逆に、ガンテツの班は、ヤクザ
同士の抗争の中で、ゼブラが出回っている事に目を付け、桐島
組の構成員を逮捕するが・・・

事件そのものの流れよりもドラマとしては、警視庁内での
手柄を取るために、互いの班が競い合っている姿の中にこそ
面白さを覚える内容では有る。

まとまっていれば無駄足を踏むことはなかっただろうに、
また協調していれば被害者だって出さなかっただろうに、
それが出来ないもどかしさみたいなものが、ドラマとしては
面白い。

先週任意同行の件でミスした訳だけど、確かに裏取りをして
いればこんなミスは防げたハズ。ただカードの不正利用が
歴然として行われている現実が有るわけで、あくまで任意の
聴取であることを考慮すればそこまで非難されるものでも
無いような感じ。
こんな事で、総理経由でクレームをつけてくる権力を傘にきた
男の横柄な態度に、寧ろ嫌悪感が起こるけどね。その辺の
感情の回収は見事娘の犯行と言うところで収まるが・・。

暴力団構成員の刺殺事件と無理矢理結びつけてしまったガン
テツ。少なくとも4人目の被害者は防げたという玲子の言葉は
被疑者の下坂美樹ではなく、ガンテツに言いたいところ。
彼がスタンドプレイに走らなければ4人目だけでなく5人目も
防げた感じだし。

世の中に対して失望し、何をしても無意味であるとする女性
に如何にして責任を実感させるのかについても、今回の見所
と言えば見所。
そんな流れに男が絡むとまたややこしくなる所を女性同士で
話し合いをさせると共に、玲子の事をひよっ子扱いしている
ものたちを目の前にして、一応の彼女なりの取り調べに於ける
やり方を見せる事で、一定の効果は有ったと思う。

女子高生役で先週の志保さんに続いて、本田翼さん発見!
今年は絶対本田さんが来るな。