東京全力少女 (2012年10月期・日テレ・水曜22時枠) 脚本 - 伴一彦 音楽 - 小西康陽 演出 - 久保田充 プロデューサー - 次屋尚、藤井裕也 チーフプロデュース - 大平太 主題歌：「恩知らず」中島みゆき http://www.ntv.co.jp/tokyo/

第4話 家政婦の三田さんはクビにしました！
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麗は父親に近づく女性たちの真の目的を探り、父親を幸せに
導こうと考えて行動を起こす。父の卓也は麗に同居するなら
一泊一万円という要求を出す中で、彼女は父親の無駄遣いを
是正して、そして無駄遣いしないよう管理していく。

はるかが明らかに弁護士として卓也に接していることが分かる
中で延々と麗の勘違いドラマを見せられ、麗というキャラクター
のうざったらしさを見せられた感じもする。
視聴者の多くが、卓也とはるかに何も無いと早い段階から
感じている中で、麗の空回りが実にしつこい。

ただまぁ、これまで麗の事を放って置いた罰でもあるし、暫くは
娘の言うことに従いざるを得ない部分があるのだろうし、
卓也や桜井も守秘義務とはいえ、言い方次第では、麗の勘違い
の流れを止めることは十分に可能だったので、かなり違和感の
有る展開に写った。

狙いなのだろうけど、ウララという名前がそのまんま
雄叫びのような意味合いもあって、そんなキャラクターを体現
している感じは良く出来ている。

どのキャラクターも憎めないとする味付けがしてあるので、大きな
外れは無いにしても、徐々に視聴率通りの展開になってきた感じ
がしてくるのは残念。

「相棒」の悪徳天下り官僚の成り下がりの男を演じていた石丸健二郎
さんがここでも曰く付きの人物で現れる辺りは面白かった。
ただまぁはるかの父親だと想像出来ない展開でもなかったけどね。