東京全力少女 (2012年10月期・日テレ・水曜22時枠) 脚本 - 伴一彦 音楽 - 小西康陽 演出 - 久保田充 プロデューサー - 次屋尚、藤井裕也 チーフプロデュース - 大平太 主題歌：「恩知らず」中島みゆき http://www.ntv.co.jp/tokyo/

第8話 少女うれし恥ずかし温泉旅行！思わぬ涙！！
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麗は父親が秋田の地方裁判所へ出張する為に、前乗りで飯山温泉に
泊まると聞いて一緒に付いていきたいと考えるが、それを断られて、
変わりに桜井の娘のひとみの面倒を見て欲しいと頼まれる。
父親のためになると考えた麗は快く了承するが・・・

東京に居場所を求めた麗だったが、少しずつその居場所を奪われて
いくという物語だった。

全力少女っぽく、色んな意味で極論の中で生きている彼女らしい
オチに繋がっているというところ。

パートナーの為に卓也がこれだけ相手の将来の事を考えているのに
娘に対しての扱いがぞんざいではないかと感じる。
またシャコンヌでも代役が見つかり、父親のパートナーとして自分はなり
得ない現実を知って意気消沈する。

娘としての立場を考えると複雑な状況だと思うが、桜井と自分の立場
を比べてしまうというのも不自然だし、元々父親の幸せを考えて行動
を起こしている彼女の意図からすると、父親がいずれ自分の元から
去ってしまう現実が有るので、このドラマの中でも主張しているように
他人の幸せ以上に自分の幸せを見つける事もまた早急に求められて
いる感じがする。

桜井もまた全力青年という事で、目の前のことばかりに囚われている
現実が有る。そういう意味では、麗と桜井は似ている所が有るのかな。