都市伝説の女 (2012年4月期・テレ朝・金曜23時枠) 脚本／後藤法子 音楽／池頼広 演出／星野和成、塚本連平、秋山純 プロデューサー／横地郁英、遠田孝一、八巻薫 http://www.tv-asahi.co.jp/toshidensetsu/

第5話 ミニスカ議員がおじ様を殺してしまった！！極秘！？国会に棲む霊
--------------------------------------------------------

--------------------------------------------------------

国会議事堂の中央塔８階にあるホールで殺人事件が起きる。
容疑者は既に拘束されるも、警視庁副総監・武は月子と丹内
にこの件で極秘調査を依頼する。容疑者は議員の大楠桜だが、
彼女は当時の記憶が曖昧で、しかも殺人前に都市伝説を匂わす
事象が起きていた事を口にする。

今回は国会議事堂にまつわる有名な都市伝説を扱った話だった。

冒頭から軽いジャブとばかりに、消しゴムに関するおまじない
のような都市伝説を披露するなど、相変わらず都市伝説紹介
的な部分も多いこのドラマ。

相変わらず、テレ朝のドラマ「Wの悲劇」をサポートするような内容
になっているという感じがするのは気のせいなのか。

アリバイのトリックをトンネルを使って暴くという内容で、
結果的には中央塔８階ホールの都市伝説自体は嘘だったけど、
勝浦を使って、それが有るのかも知れないという事を匂わす
作りは一貫しているし、今回は勝浦をお休みにして、月子と
丹内とのコンビを実現した格好だったけど、やっぱり個人的
には、勝浦とのコンビの方がしっくりくると思わせる内容だ
った。

都市伝説はこうして生まれる的な提示の仕方も面白かったけど、
何よりも今回登場する名門家の母子の物語自体が都市伝説
っぽいものが有ったのかなという感じがするし、ネタ的には
何処か4話の内容にも似ている様な部分も有ったような感じ
も受けた。まぁ完成度としては前回の話の方が面白かった
けどね。