VISION-殺しが見える女- (2012年7月期・日テレ・木曜深夜枠) 原案・脚本：飯田譲治 音楽：原田智英 演出：星野和成・植田尚 チーフプロデューサー：堀口良則 プロデューサー：尼子大介、遠田孝一・浅井千端 主題歌：CREAM「RUNAWAY」 http://www.ytv.co.jp/vision/

第6話 潜在催眠！心理学者の殺人講義、美女が悪魔になる日
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玲奈は何故ビジョンを見て殺人者の事が分かるのか。
心理学の権威で教授の田口はVTRを使って潜在催眠で同様の
事が出来る事を説明するが、和馬は一度や二度の出来事ではな
く、そんな事だけでは説明出来ないものだと主張する。田口は
和馬が玲奈に入れ込みすぎていて、現実が見えなくなっている
と避難する中、玲奈の事を心配していた清末は、別の心理学
の准教授・長岡に相談し、事件解明への糸口を掴もうとする
が・・・

ゲームが犯罪を誘発する原因である事は明らかで、何らかの
理由でそのゲームに興じた者達が操られているものの、今回の
犯人の田口に対する殺意は別の意識が働き、そして清末対しては
これまた別の意識が働いたという複雑な内容だった。

玲奈が見た清末犯人説が別の事実として描かれており、興味深
さを増していくかに思えたけど、彼自身が被害者になってしま
った事で、やや妙味を失ってしまったようにも思える。

玲奈の空白の一年が意味する所は一体何なのかが気になるし、
母親・玲子の恋人の男性が一体誰だったのかという点も今後
気になっていくのかな。

少し犯罪者を出し抜く方向性が見られれば良いのだけど、ずっと
受け身のように事件が起きた後追いをしているだけの状態
なので、少し物足りなさがあるかな。