VISION-殺しが見える女- (2012年7月期・日テレ・木曜深夜枠) 原案・脚本：飯田譲治 音楽：原田智英 演出：星野和成・植田尚 チーフプロデューサー：堀口良則 プロデューサー：尼子大介、遠田孝一・浅井千端 主題歌：CREAM「RUNAWAY」 http://www.ytv.co.jp/vision/

第12話 連鎖する悪意！２千人の殺人者死を導く女神の正体
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玲奈が甲斐谷によって誘拐され、警察は玲奈を見つける為に
顔写真を公開するという。これまで多くの殺人者たちは
クリスティーナを求めるが為に三人の殺人を犯している事が
判明し、殺人の引き金となっているのがクリスティーナの持つ
波動の力を利用している為、顔写真を出せばどんな影響が及ぶ
のか戦々恐々とする中、早期の解決が求められるが・・・

時間枠の関係なのか、各々の流れが都合良く出来てしまい
和馬が浜倉を見つける過程とか、玲奈の居場所を知る流れが
殆ど説得力を持たない流れに見えるものが有った。

最終的には説明っぽい展開でしか展開を打開できなかった
ところと、説明を聞いた後でも釈然としない部分が多すぎる
ことから、ドラマとしての面白さも殆ど感じず、過程の部分
に一部面白さを感じただけでドラマとしてはエンディングを
迎えてしまった。

玲奈のビジュアル部分はきっかけにしか過ぎず、結局彼女の
持つ波動の大きさがプレイヤーたちを動かしている部分が
有ると思うので、表面的な死を演出したところで、波動自体
は残り続けているのではないかと思ってみたり、単純に
顔写真だけが公開されて困るのであれば、一度媒体で玲奈の
写真が公開された限り、永遠に残り続ける物だと思う。

また和馬が洗脳されなかったという辺り、我慢すればこの洗脳
も回避できるという事なのか。それともプレイヤーとして和馬
だけは玲奈を手に入れたという事で満足した為に落ち着いて
いるのか。

警察官が狙われている理由とか、何故犯人がメッセージカード
を残してアピールしているのかなどイマイチよく分からない
物が有ったな。