あぽやん〜走る国際空港 (2013年1月期・TBS・木曜21時枠) 原作：新野剛志「あぽやん」「恋する空港 あぽやん2」 脚本：関えり香、泉澤陽子 演出：堀江慶、鈴木浩介 プロデューサー：神康幸、井上潔 http://www.tbs.co.jp/apoyan/

第5話 部下の心を掴め空港は“女”の職場
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古賀が遠藤にいい顔を見せつつも他の外国人男性と親しくして
いるのを見てしまった遠藤はショックを受け、森尾もまた
そんな古賀を遠ざけようとする。しかし話を聞くと誤解で有る
事を知る。一方ブリーフィングでスーパーバイザーの遠藤は
割り振りを決定していく中で、センダーたちの不満を一身に受け
わけあり客の対応などに苦慮し、遠藤はセンダーたちとの間の
溝を深めてしまう。そんな折り、須永からハワイ行きツアーに
搭乗する小説家・円城寺ミサエの為に一部屋もうけて欲しいと
頼まれる。

スーパーバイザーとしての責任感からなのか、他人を頼らず
自分だけで頼まれた仕事を処理しようとする事で部下達との
軋轢を生み、果ては困ったときにだけ頼ると言われてしまう
遠藤の奮闘記が描かれた。

チームワークを象徴するゴミ漁りのネタも一体ドラマの中で
何度目にしたのかという感じだし、一人では出来ないという流れ
の作り方が、これまでエピソードに比べるとやや安易な構成だった
ような気がする。

それでも締めるべき人、馬場さんが色々とセンダーとスーパー
バイザーの間を取り持ち、最終的にはセンダーよりも客が大事
だと一蹴したり、遠藤だけの客ではない事を説いて舵取りを
する辺りの流れは悪くは無かったかな。

ドラマとしては探偵ヨロシクとばかりに、少年がどの便に乗る
のかを推測する辺り流れや、ピンポイントにゴミを捜す流れを
もって見せ場とした感じだけど、悪くは無かったがコレと言って
特別なものは感じなかった。良い上司や仲間に恵まれていると
いう心地よいオチは感じたけどね。

遠藤を眺める森尾のちょっとした後方支援も悪くは無い感じ
なので、後半は森尾の実家も絡めてそんな二人の関係に焦点が
絞られていくのかな。