あぽやん〜走る国際空港 (2013年1月期・TBS・木曜21時枠) 原作：新野剛志「あぽやん」「恋する空港 あぽやん2」 脚本：関えり香、泉澤陽子 演出：堀江慶、鈴木浩介 プロデューサー：神康幸、井上潔 http://www.tbs.co.jp/apoyan/

第7話 空港は悲しい場所なんかじゃない
--------------------------------------------------------

--------------------------------------------------------

古賀が送り出した三週間後。
休日、遠藤と枝元は地元のイベントに着ぐるみ要因として
かり出される中で、森尾は大好きな飛行機を取りにカメラ
を片手に歩き回る。
そんな中、空港には母親のインドへの出発日を教えて欲しい
とする少女・ユイの姿が有った。規則によって教えられない
と断るが・・一方今泉の元にはお世話になっている大企業の
渋川から森尾と孫の縁談話を求められる。森尾は今泉が
困っているのを知って一度だけ会うだけ会ってみるとつげる
と遠藤は今泉から、森尾のガードを任される。

空港は悲しい場所ではないとする主張は分からないでもない
が、時に悲しい場所である事は否定できず、あんまりこの
事ばかりを主張するのもまたちょっぴりくどいかなという
感じがする。

今回は親子・家族関係がテーマだった感じで、森尾家の事情
なり、遠藤家の事情なりが関係者の心を揺さぶっていくという
展開だった。

いよいよ終盤ということも有って、森尾の母親の件も含めて
彼女がC.Aではなくグランドスタッフに拘っているのかを
描いた話であり、それを馬鹿にした御曹司を一蹴していく
というベタだがラストでは爽快感を求めた物が有り、そして
上手くファミリー感へとつなげていった。

それに伴い遠藤と森尾の関係も良い感じになってきたし、
結ばれないにしてもこの余韻をずっと引きずっていくことが
ドラマとしては感情移入させる一因となるだろうね。