あぽやん〜走る国際空港 (2013年1月期・TBS・木曜21時枠) 原作：新野剛志「あぽやん」「恋する空港 あぽやん2」 脚本：関えり香、泉澤陽子 演出：堀江慶、鈴木浩介 プロデューサー：神康幸、井上潔 http://www.tbs.co.jp/apoyan/

第8話 搭乗拒否…１％の可能性にかける！！
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遠藤は本社で開催されるセミナーに参加する中で、今泉が
本社の人事部と話し合いをしているのをたまたま耳にして
しまう。なんとセンダーのリストラが決まっており、今泉は
何とか阻止しようとして説得する姿が有った。
そんな折り、遠藤らジャルパックは若者たちの卒業旅行や
海外で同窓会を行う高齢者たちの対応に追われる。
手一杯の遠藤を助けてくれたのは意外にもJALの藤崎だった。

デジタル機械では決して行う事の出来ないアナログ的人間の柔軟
さ、暖かさを演出したような話で、誰が欠けても今回のミッション
は達成し得ないという事で、リストラに対する無言の抗議的
主張を含んだ内容だった。

仲間なのに秘密を持つ事で、センダーとスーパーバイザーの間
で多少の溝が出来てしまうのかも知れないけど、雨降って地が
固まる事に期待する他無い。

ドラマとしてはそれなりに面白く出来ているのだけど、流石に
後半が妙に冗長な感じに見えたし、気持ちは分かるのだけど、
こんな事をしていれば潰れるだろうなみたいな過剰な結婚式の
演出と、人数過多に陥っているグランドスタッフの様子が
見て取れる。

また今回のエピソードを通して、晴子が慶太を眺める視線と
全く同様の客を扱ったことで、晴子の慶太を見る目がまた一段
と変わってくるであろうところも伺える。

職場とは違う姿の藤崎の壊れ方が面白かったかな。