あぽやん〜走る国際空港 (2013年1月期・TBS・木曜21時枠) 原作：新野剛志「あぽやん」「恋する空港 あぽやん2」 脚本：関えり香、泉澤陽子 演出：堀江慶、鈴木浩介 プロデューサー：神康幸、井上潔 http://www.tbs.co.jp/apoyan/

第10話 空港が僕を見送る日
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馬場が懇親にしていた須永の頼みでミスをカバーした事がきっかけ
で退社する事になる。遠藤班の面々はショックを隠せずにいるが、
客の前でその顔を見せる事はいけないと奮起を促す。
そんな中遠藤までもが本社の企画に参加する事で、成田での
勤務から外れることになる。今泉からは現場を知る遠藤が本社
の企画部に所属することは寧ろ喜ばしいことだとされるが・・・

いよいよ最終話。
これまであぽやんとしての楽しさなり苦しさなりの全てを出し切
っている事も有り、最終話としては劇的なドラマがなく、ほぼ
主人公の客への対応・心情が繰り返し唱えられただけだった。

センダーの従業員が多すぎるとしていたけど、この手のトラブル
が有ったときにはそれなりにそれだけの人数の必要性を感じるので、
なかなか難しいところ。

今まで従業員として客を送ってきたが、最終話に進むに従い
従業員たち自身も空港から旅立つ姿が描かれたことで、皮肉にも
主人公周りの人物はどちらの気持ちにも触れたことになるという
所なのかな。

遠藤の森尾の関係も良い感じ程度に抑えられ、ちょっぴりもどか
しさを覚えつつも、可能性を示唆する未来指向型の終わり方だ
ったので悪い感じはなかったかな。まぁドラマの中での遠藤は
当初古賀を追いかけていた訳だし、急旋回して今度は森尾に・・
って流れは都合良すぎる所があるからね。