DOCTORS2 〜最強の名医〜
(2013年7月期・テレ朝・木曜21時枠)

脚本 - 福田靖
音楽 - 林ゆうき
演出 - 本橋圭太、猪原達三
第2シリーズ - B'z「ユートピア」

http://www.fujitv.co.jp/galileo/index.html




 

第3話 2000人に1人!?息子が重体で緊急オペ!!
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卓は学会に出席する為に北海道にいくことになっていたが、
学会だけでなく、歓楽街で遊び、そして翌日にはゴルフを
してくるスケジュールを組んでいる事を知る。相良は担当して
居る患者の事はどうするのか?とするが、卓は、医師でも
休む権利はあるのだとして、息抜きは大事だと訴える。
そんな中で、病院の内科医・和枝の息子の雅也が病院を出た
直後にバイクと接触事故を起こす。運転手は無事だが、雅也
は肝臓を損傷し、60%削除することになる。胆管に相当ダメージ
が有るが、炎症などを起こせば臓器不全で死も覚悟しなければ
ならない状況である事を知る。

黒いネコに罪はないのだけど、結果的に不吉な存在として
描かれてしまう辺り、黒猫の宿命なのか。
あまりにも可愛らしいネコちゃんだったけど、可愛いからと
言って餌付けしている卓に問題が有る事は明らかだった。

まさかそんな形で卓に責任観というものを植え付けるとは
思わなかったのでアイディアがよく練られているなという内容
だった。動物を可愛がる人に悪い人は居ないと言うので、
卓ちゃんも根っからの悪人ではないというところなのか。

テーマとしては、勿論責任感があるのだろうけど、患者として
の対応に医師として、差別・区別を付ける事への違和感を
唱えたものだった。卓が担当している患者は磯部なのに、
そっちのけで雅也のことばかりを見つめているのも、心情的に
は全く分からないでも無いのだけど、卓の中に磯部に対する
責任感というのを本当に実感させたのかどうかは、また別の問題
で、今回は相良のよって強引にナイフを突きつけられた結果
の行動になった感じがする。

医者が患者に血を提供することは、倫理的にどうなのか。

母親に対しては笑顔一つ見せない息子の行動は母としては
頭を悩ます問題だったけど、周りのスタッフから息子の意外
性を聞かされたり、ドナーカードを所持していることを聞いて
子育てに間違っていなかったと感じていく辺りの流れは感動
的だった。

堂上総合病院
相良浩介 …… 沢村一樹 (外科医)
森山卓 …… 高嶋政伸 (外科医)
宮部佐知 …… 比嘉愛未 (看護師)
相原亜美 …… 黒川智花 (看護師)
渋谷翔子 …… 滝沢沙織 (製薬会社MR)
高泉賢也 …… 敦士 (外科医・森山派)
佐々井圭 …… 正名僕蔵 (外科医・森山派)
段原保 …… 尾崎右宗 (外科医・森山派)
千住義郎 …… 斉藤陽一郎 (外科医・森山派)
田村戸紀子 …… 宮地雅子 (看護師)
吉川みずき …… 阿南敦子 (看護師)
中村恵 …… 下宮里穂子 (看護師)
桃井正一 …… 小野武彦 (事務長)
皆川和枝 …… 伊藤蘭 (内科医)
堂上たまき …… 野際陽子 (院長)
ナナ …… 伊藤久美子 (キャバ嬢)
高泉芙美 …… 遠野あすか (高泉の妻)
松下萌 …… 藤原令子 (21歳、新人看護士)

田口寛子、羽村純子

皆川雅也 …… 中川大志 (啓徳学園、高校一年生、陸上部)
磯部芳明 …… 阿南健治 (食道の内視鏡手術、マラソン好き)

榛那純子、佐々木省三

評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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