DOCTORS2 〜最強の名医〜
(2013年7月期・テレ朝・木曜21時枠)

脚本 - 福田靖
音楽 - 林ゆうき
演出 - 本橋圭太、猪原達三
第2シリーズ - B'z「ユートピア」

http://www.fujitv.co.jp/galileo/index.html




第5話 今夜、クーデターが始まる!!
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相良はベストセラー作家の鈴木から、相良がしていることの
意味を理解されると同時に、このまま卓が病院を継げば、
潰れることは明らかだとし、今後何をすべきかどうかを
相良に問われる。相良は自分が院長になるしかないと考えて
その為の作戦を佐知に話す。佐知は何故このタイミングなの
かと問うが、世代交代の流れは止められないものが有り、
特に医院長が倒れたという話を聞いて、益々その思いを加速
させていく。相良が最初に起こしたアクションは、手術・患者
の立場をコントロール出来る麻酔医の千住からの信頼を得る
事だった。

いよいよチーム森山の切り崩しにかかったということで、
卓の意識改革だけでなく、院内改革を断行する。
相良が描き出した未来図は、誰もが問題が有ると感じている
院長の甥の卓にこの病院を任せることを諦めてしまったのか
とさえ思えるもので、大胆な行動だけれども、アメリカと
違い世襲が当然だとされる風潮のある日本でそれは可能なの
か。

相良の腹黒さと善良さは表裏一体として存在している感じ
で、患者のためという名目を取り外すと、ちょっぴり怖い感じ
のするミストリアスさを兼ね備えていて、そこがまたこの
ドラマを面白くさせているところだと思う。

千住の扱いがチーム森山と相良との間でベタな形で対照的な
視線をもたれるけど、千住が語る様に相良が突然すり寄った
事が明らかなので、その辺の胡散臭さをどのように払拭して
いくのかが今後のポイントとなりそうなところ。

大学病院と民間病院の違いを色濃く描いているところまでは
至っていないけど、それでも世襲させることが必ずしも
正しい道ではないということをどれだけ見せられるのか。

麻酔医が外科医に隠れて日影の存在として描かれているけど、
実際には大切な役割を持っているということで、その活躍ぶり
が描かれたことは、良かったと思う。彼がアルコールを飲んで
いないのは、医師としての自覚が有るのか、それとも麻酔医
としてアルコールに何ら抵抗感があるのか。

院長と仲の良い皆川が今後どういう形で相良を眺めていくの
かも楽しみだね。

堂上総合病院
相良浩介 …… 沢村一樹 (外科医)
森山卓 …… 高嶋政伸 (外科医)
宮部佐知 …… 比嘉愛未 (看護師)
相原亜美 …… 黒川智花 (看護師)
渋谷翔子 …… 滝沢沙織 (製薬会社MR)
高泉賢也 …… 敦士 (外科医・森山派)
佐々井圭 …… 正名僕蔵 (外科医・森山派)
段原保 …… 尾崎右宗 (外科医・森山派)
千住義郎 …… 斉藤陽一郎 (外科医・森山派)
田村戸紀子 …… 宮地雅子 (看護師)
吉川みずき …… 阿南敦子 (看護師)
中村恵 …… 下宮里穂子 (看護師)
桃井正一 …… 小野武彦 (事務長)
皆川和枝 …… 伊藤蘭 (内科医)
堂上たまき …… 野際陽子 (院長)
ナナ …… 伊藤久美子 (キャバ嬢)
高泉芙美 …… 遠野あすか (高泉の妻)
松下萌 …… 藤原令子 (21歳、新人看護士)

田口寛子、羽村純子

遠藤 春夫 …… 小宮孝泰 (50歳、進行性の癌・心臓病)
松田 義雄 …… 小日向文世 (西都大学病院・医学部長)

伊東孝明、和泉ちぬ、
財田ありさ、吉澤瑠莉花、石田竜輝、多賀蓮真、押本可奈子

評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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