DOCTORS2 〜最強の名医〜
(2013年7月期・テレ朝・木曜21時枠)

脚本 - 福田靖
音楽 - 林ゆうき
演出 - 本橋圭太、猪原達三
第2シリーズ - B'z「ユートピア」

http://www.fujitv.co.jp/galileo/index.html




 

第7話 派閥崩壊!!余命半年の患者を救う必殺技
--------------------------------------------------------

--------------------------------------------------------

がん告知を受けた田代は、ずっと単身赴任をしてきた事も
有って家族とはこれまでの人生であまり関わって来ず、
自分は給料を運ぶだけの人物だと思われていると考えて、
未来も生きる気力も失い、自殺することを考える。
相良は病室から田代が消えたことを聞いて、急いで病院に戻り
彼が病院の屋上から飛び降りようとしている事を知ってそれ
を止める。相良は普段医師が死に関して真剣に考える機会が
ないので、田代が先日語った「死とは何か」という問いかけ
に対して、それを考える機会を与えてくれたことに感謝する。
問いかけた以上は答えも見いだしてほしいとして、「死とは、
生きるとは、家族とは何か」という事を考えてほしいことを
告げる。

今回はまたこれまでのこのドラマとは違った雰囲気のある構成
でしたね。医者主導のドラマだったけど、今回だけは患者の
家族が主導してドラマを構成している。

病院の改革に必要な流れでは有り、良い医者とは何か、
医者の仕事とは何かを改めて感じさせる作りになっている。

今回はチーム森山の一人、高泉賢也の事を卓から引き離すこと。
彼の場合、実家が開業医という事も有るので、ある程度の経験
値を得たらこの病院を立ち去ってしまうことも有るので、
卓に固執する理由というのもある意味ではないのではないかと
いう感じで、切り崩し安いものがあるのかも。

卓が部下たちに対してまるで目を向けていないということが
明らかにされるもので、卓が慕われているのも次期医院長と
いう肩書きが有ってこそのものなので、本当に相良がこの病院
を飲み込めば卓の存在は不要になってしまう。

名医とは執刀の技術だけでなく、自分と同じ技術を持つ医者に
成長させること。既に完成された医者の意識改革をするのではなく
新たに勉強をしているものたちにその技術を伝えることこそ
結果的には患者をより多く救うことになるのではないかと
考えると、相良のこだわりも、ややブレが出てきそうだね。

堂上総合病院
相良浩介 …… 沢村一樹 (外科医)
森山卓 …… 高嶋政伸 (外科医)
宮部佐知 …… 比嘉愛未 (看護師)
相原亜美 …… 黒川智花 (看護師)
渋谷翔子 …… 滝沢沙織 (製薬会社MR)
高泉賢也 …… 敦士 (外科医・森山派)
佐々井圭 …… 正名僕蔵 (外科医・森山派)
段原保 …… 尾崎右宗 (外科医・森山派)
千住義郎 …… 斉藤陽一郎 (外科医・森山派)
田村戸紀子 …… 宮地雅子 (看護師)
吉川みずき …… 阿南敦子 (看護師)
中村恵 …… 下宮里穂子 (看護師)
桃井正一 …… 小野武彦 (事務長)
皆川和枝 …… 伊藤蘭 (内科医)
堂上たまき …… 野際陽子 (院長)
高泉芙美 …… 遠野あすか (高泉の妻)
松下萌 …… 藤原令子 (21歳、新人看護士)

田口寛子、羽村純子

松田 義雄 …… 小日向文世 (西都大学病院・医学部長)
田代 洋一 …… 田山涼成 (57歳、骨折で入院、癌発覚)
田代秋枝 …… 黒田福美 (妻)
田代聡 …… 篠田光亮 (息子)
田代あさみ …… 水崎綾女 (娘)
畠山健介 …… 少路勇介 (あさみの彼氏、お笑いを目指す)

川俣しのぶ


評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

inserted by FC2 system